お盆なので亡き祖父の話を。
父方の祖父は太平洋戦争時は軍人で昔ながらの怖いじいさんでした。
私が小学生の頃には、脳卒中を患った影響で障害まではいかないけれど少し不自由な感じになっていました。
夏休みにはお泊まりに行ったりしていたんですけど、
祖父も孫とのふれあい方がわからなかったのか、あまり話をした覚えもありません。
ちょっと近寄りがたいなぁという印象を持っていました。
そんな感じの距離感のまま、私は中学生に。
我が家の正月は同じ県内にある父の実家から母の実家という順番で挨拶に行くのが慣例で、
その年もまずは父の実家に行き、おせちを食べて、お年玉をもらいました。
数時間滞在して、そろそろ母の実家に移動する頃、
いつもは母の実家を訪問することなどなかった祖父が、この日は「行く!」と。
というのも祖父は大の麻雀好き。
私が年頃になって麻雀を覚えたのを嬉しく感じていたと思うのですが、母の実家で一緒に卓を囲みたかったみたい。
母の実家で、私、父、母、母方の祖父、父方の祖父が入れ替わり麻雀を楽しみました。
祖父のこれまで見たことのないような笑顔が印象に残っています。
祖父が亡くなったのはそれから数日後。2度目の脳卒中でした。
あの正月、母の実家に行きたいと言ったのは、何か予兆のようなものがあったのかもしれません。
あまりにあっけないお別れでした。
私にとっては初めて経験する親族の死。
お葬式で父が泣いたところを初めて見たし、「人って死ぬんや」と本当にわかった。
祖父が亡くなってもう40年くらい経ちます。
最後に一緒に麻雀を打てたのは祖父孝行できたなぁと思います。
そうそう、最後に祖父があがった役は混全帯么九(チャンタ)。
一翻で流すことを教わりました。
さて、今日の1曲は、The Modern Jazz Quartetで「Summer Time」。
1974年に発表された「The Last Concert」に収録されています。
John Lewisのピアノ、Milt Jacksonのヴィブラフォンがなんとも涼しい。

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