最も成功したヘヴィメタル・バンド
今日はメタリカで一番好きな曲「この1曲」を取り上げます。
メタリカは1981年にアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたヘヴィメタル・バンド。
メンバーと担当楽器は以下の通り。
- ジェイムズ・ヘットフィールド(ヴォーカル、ギター)
- カーク・ハメット(ギター)
- ロバート・トゥルージロ(ベース)
- ラーズ・ウルリッヒ(ドラムス)
デンマーク人ドラマーのラーズ・ウルリッヒが新聞に広告を掲載したことをきっかけにジェイムズ・ヘットフィールドとともに結成されました。その後、デイヴ・ムステインが加入し、1982年初頭、メタリカは初めてのオリジナル曲「Hit the Lights」をコンピレーション・アルバム「Metal Massacre I」に提供します。この曲は口コミを呼び、バンドはベースにロン・マクガヴニーを迎え、1982年3月14日にカリフォルニア州アナハイムのラジオ・シティで初のライブをおこないました。
その後、メンバーチェンジをおこない、ベースにクリフ・バートンが加入。メガフォース・レコーズと契約します。
デビュー・アルバムのレコーディング直前の1983年4月に、バンドはムステインの薬物やアルコールの乱用、暴力行為を理由にバンドからの除名を決定。後任には カーク・ハメットが加入します。
1983年7月にファースト・アルバム「Kill ‘Em All」をリリース。翌年の1984年8月には「Ride the Lightning」をリリースし、全米100位を記録。バンドはメジャー・レーベルのエレクトラ・レコードと契約します。
メタリカは1985年8月17日、イギリスのドニントン・パークで開催され7万人を動員したモンスターズ・オブ・ロック・フェスティバルに参加。また、カリフォルニア州オークランドで行われたデイ・オン・ザ・グリーン・フェスティバルでは、6万人の観客を前に演奏しました。
1986年3月にはサード・アルバム「Master of Puppets」をリリース。このアルバムは全米29位を記録し、72週間チャートに入りました 。50万枚を売り上げ、バンド初のゴールド認定を受けます。 アルバムのリリース後にはオジー・オズボーンのアメリカ・ツアーをサポートしました。
1986年9月27日、ヨーロッパ・ツアー中、ツアーバスの事故によりバートンが亡くなってしまいます。残された3人のメンバーはバンドの継続を決め、オーディションを経てジェイソン・ニューステッドが加入します。
1987年8月、カバー曲で構成されたEP「The $5.98 E.P. – Garage Days Re-Revisited」をリリース。このEPはバンドの新しく建設されたレコーディング・スタジオを使い、ニューステッドの才能を試し、バートンの死後の悲しみとストレスを解消するために録音されました。
バートンの死後初のスタジオ・アルバム「…And Justice for All」は1988年にリリースされました。このアルバムは全米6位にランクインし、発売から9週間後にプラチナ認定を受けました。
1991年には5作目のアルバム「Metallica」をリリース。10カ国で1位を獲得し、アメリカでは初週に65万枚を売り上げ、最終的には1600万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
その後も6作目「Load」(1996)、7作目「Reload」(1997)、カバーアルバム「Garage Inc.」(1998)、サンフランシスコ交響楽団とのライブ盤「S&M」とヒットアルバムを発表します。
2001年1月にジェイソン・ニューステッドが脱退。
2003年6月、8枚目のスタジオ・アルバム「St.Anger」は全米1位を獲得し、タイトル曲である「St. Anger」は2004年にグラミー賞のベスト・メタル・パフォーマンス賞を受賞。
ロバート・トゥルージロは「St.Anger」のレコーディング後にメタリカに加入しました。
2006年12月、「The Videos 1989-2004」というタイトルのDVDをリリース。2008年9月には9枚目のスタジオ・アルバム「Death Magnetic」をリリース。5枚のスタジオ・アルバムが連続して1位を獲得した最初のバンドとなりました。
2009年にはロックの殿堂入りを果たします。
2010年には「Six Feet Down Under」、「Six Feet Down Under (Part II)」、「Live at Grimey’s」と立て続けにライブ盤をリリース。
2011年にはルー・リードとのコラボレーションアルバム「Lulu」を発表。
以降も数々のフェスティバルへの参加や「メタリカ・デイ」などのコンサートを開催。2016年には10作目のスタジオ・アルバム「Hardwired… to Self-Destruct」をリリース。スタジオ・アルバムの連続1位を継続するなど第一線で活躍を続けています。
メタリカで一番好きな曲
メタリカを最初に聴いたのは中学生の頃。ラジオで「Master of Puppets」の超攻撃的なリフを聴いて、すぐにレンタルショップに向かいました。CD屋さんに行けないところが中学生の辛いところです。「Master of Puppets」、「…And Justice for All」をレンタルし、そこからはヘビロテ。中学時代から電車通学だったので朝は聴きながら気分を上げてました。メタリカのアルバムは前述2枚と「Metallica」を総じてよく聴いてましたね。
メタリカで一番好きな曲「この1曲」は「Fight Fire with Fire」、「Battery」、「One」、「Enter Sandman」、「Through The Never」など名曲揃いですが、やはりこの曲「Master of Puppets」収録のタイトル曲「Master of Puppets」を選曲。昨日のメガデスもそうですが、高速リフの即効的なカッコよさとともに、転調を挟みつつの複雑かつ、オーディエンスが盛り上がる曲構成が最高です。
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