有名バンドのギタリスト同士のユニット
今日は麗蘭で一番好きな曲「この1曲」を取り上げます。
麗蘭はRCサクセションの仲井戸麗市(チャボ)とストリート・スライダーズの土屋公平(蘭丸)という二人のギタリストが1991年に結成したユニット。
文章の対象が日本人になるといきなり敬称なくて大丈夫か?なんて思いますが、敬意を持ちつつチャボと蘭丸と呼ばせていただきます。
麗蘭はRCとスライダーズがほぼ同時に活動休止状態になり、意気投合した二人がライブをおこなうことで活動を始めますが、これが話題となり、1991年にファースト・アルバム「麗蘭」をリリース。その後はライブを中心に活動。特に京都磔磔でのライブは年末の恒例となっていて、毎年ライブ盤が出ています。メンバーは二人を中心に、ベースの早川岳晴、パーカッションの鈴木裕文(残念ながら2014年に亡くなってしまいました。)をはじめ多くのサポートメンバーが参加しています。
またアルバムも1993年のライブ・アルバム「宴」、2004年に「SOSが鳴ってる」、2016年には「25」が発表されていますね。
今年2021年は結成30年目にあたりますね。これからも麗蘭での活動を続けて欲しいです。麗蘭のときは二人とも本当に楽しそうですからね。
麗蘭で一番好きな曲
私が麗蘭に出会ったのは1994年くらいだったと思います。当時は浪人生で、邦楽洋楽問わず、いろんな音楽を吸収していた時期。RCサクセションは聴いていましたが、チャボの動きは追えてなくて、2枚のソロ・アルバムも聴いていない状態でした。
予備校の友人にチャボの2枚を皮切りに麗蘭のファースト・アルバムを借りて、ブルースに根ざした独自の音楽性や詩世界にハマってしまいました。
そんな麗蘭で一番好きな曲はファースト・アルバム「麗蘭」収録の「ミュージック」を選曲します。
やはりファーストの楽曲に思い入れがあるのは否めないのですが、中でもこの曲は最高です。ライブで絶対盛り上がりますね。蘭丸のギターは終始かっこいいし、チャボの存在感のあるアコースティックギターもさすが。そして二人のヴォーカルの相性の良さも完璧ですね。全ての楽器がよく聴こえる録音にも唸ってしまいます。
私は京都に住んだ経験があるにもかかわらず、麗蘭の磔磔ライブは未経験。今はコロナで決まっていた公演も延期になっているみたいですが、一度は観ておきたいライブの一つです。
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