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ジャコ・パストリアスのおすすめ「カバーの名曲」

カバーの名曲
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今日はジャコ・パストリアスがカバーした「Blackbird」を取り上げます。

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ビートルズ「Blackbird」

Blackbird」は言わずと知れたビートルズの名曲です。アルバム「The Beatles 」(通称ホワイトアルバム)に収録されていて、レノン/マッカートニー名義となっていますが、実際にはポール・マッカートニーによって書かれ、ポール自身がマーティンのアコースティックギターを演奏しています。歌詞は公民権運動を応援する内容となっています。

ホワイトアルバムの50周年記念盤の限定盤も随分価格が下がってきましたね。
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ポール・マッカートニーのライブでは必ず演奏するような定番曲になっていますね。何度か観ていますが、毎回この曲を生で聴けていることに感動してしまいます。

クロスビー、スティルス&ナッシュは、1969年のファースト・アルバム「Crosby, Stills & Nash」制作時のセッションで「Blackbird」をカバーしていて、この時の音源が1991年に発売されたボックス・セット「CSN」に収録されています。三人のコーラスワークが美しい名カバー。

サラ・マクラクランは映画「I am Sam」のサウンドトラックに「Blackbird」を提供しています。この映画、元々は多くのビートルズの曲をそのまま使おうとしていましたが、諸々の手続きに時間がかかりすぎることが予想され、間に合わないと判断。すべてカバーによって置き換えられたということ。映像はビートルズの音源に合わせて作られたため、オリジナルと同じテンポ、演奏時間でカバーしなくてはいけなかったというエピソードが残されています。

上原ひろみは最新作「Spectrum」の中で「Blackbird」をカバーしています。これが結構再現度が高く、アルペジオをピアノで表現しています。中盤以降の独自の曲解釈もこの曲が好きなんだなと感じさせるアレンジとなっています。

ジャズのカバーといえばブラッド・メルドーも多くのビートルズ曲を演奏してきました。「Blackbird」はトリオでもソロでもカバーしていて、私は1997年発表の「The Art of the Trio Volume One」のトリオでの息のあったアグレッシヴな演奏がお気に入りです。中盤以降ベースとドラムスが走り始めてからがメルドー節全開で最高です。

ジャコ・パストリアスの演奏

ジャコ・パストリアスは1981年発表のセカンド・アルバム「Word of Mouth」で「Blackbird」をカバーしています。この曲でジャコはギターのアルペジオをベースで再現。しかもペース速っという感じで超絶技巧の天才プレイが堪能できます。ハーモニカのトゥーツ・シールマンスのメロディも相まって、高揚感を得られるアレンジ。そして、アルバムではこのあと「Word of Mouth」でのハイライトにうまくつなげていて、「Blackbird」がアルバムの流れを作る重要な役割を担っています。

ワード・オブ・マウス
ワーナーミュージックジャパン

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