60年代からライブを中心に活動したライブバンドの代表
今日はグレイトフル・デッドで一番好きな曲「この1曲」を取り上げます。
グレイトフル・デッドは1965年アメリカ・カリフォルニア州パロアルトで結成されたロックバンド。
オリジナルメンバーと担当楽器は以下の通り。
- ジェリー・ガルシア(リードギター、ヴォーカル)
- ボブ・ウェア(リズムギター、ヴォーカル)
- ロン・ピッグペン・マッカーナン(キーボード、ハーモニカ、パーカッション、ヴォーカル)
- フィル・レッシュ(ベース、ヴォーカル)
- ビル・クルーツマン(ドラムス)
グレイトフル・デッドはマザー・マクリーズ・アップタウン・ジャグ・チャンピオンというジャグ・バンドの残党から結成されたグループ、ワーロックスとしてキャリアをスタートさせました。 同時期に後のヴェルヴェット・アンダーグラウンドがワーロックス名義でレコードを出していたため、グレイトフル・デッドと改名します。
1967年3月にセルフタイトルのファースト・アルバム「The Grateful Dead」をリリース。
ガルシア、ウェア、マッカーナンはリード・ヴォーカルをほぼ平等に担当し、1967年9月にはニューヨーク出身のミッキー・ハートが加わり、ビル・クルーツマンとともにダブル・ドラム体制となります。
1968年7月「Anthem of the Sun」、1969年6月「Aoxomoxoa」、1969年11月「Live/Dead」とアルバムもリリースしていき、「Aoxomoxoa」、「Live/Dead」はゴールド・ディスク認定を受けています。
ミッキー・ハートは1971年2月にグレイトフル・デッドを脱退し1974年10月に再加入しました。1968年から1970年にかけてトム・コンスタンテンがセカンド・キーボーディストとして加わります。
コンスタンテンの脱退後、1971年後半にキーボーディストのキース・ゴドショウが加入。1972年初頭には、キースの妻であるドナ・ジーン・ゴドショウがバッキング・ボーカリストとして参加しました。
ヒットアルバム「Europe ’72」のツアー時、ピッグペンの健康が悪化。1972年6月17日、ロサンゼルスのハリウッド・ボウルでおこなわれた公演が最後となり、1973年3月8日に肝臓障害による合併症のため死去しました。
バンドはピッグペンが亡くなってからも活動を続け、自分たちのレコード会社、グレイトフル・デッド・レコーズを立ち上げます。一方、「Wake of the Flood」が全米18位と成功し、翌年の1974年には「From the Mars Hotel」をリリース。このアルバムのリリースから間もなく、デッドはライブ・ツアーを休止を発表します。
1975年9月、デッドは8枚目のスタジオ・アルバム「Blues for Allah」をリリース。彼らは1976年6月にツアーを再開しました。アリスタと契約し、1977年に「Terrapin Station」をリリース。
1979年2月にキースとドナ・ジーン・ゴドショウが脱退。
二人の脱退後、キーボードとヴォーカリストとしてブレント・ミドランドが加入します。ミドランドはグレイトフル・デッドのキーボーディストを11年間務め、1990年7月に麻薬の過剰摂取で亡くなるまで、3人目のキーボーディストとなりました。
1980年代初頭から薬物中毒が原因でガルシアの健康は衰え始め、1986年7月には数日間糖尿病性の昏睡状態に陥りました。回復後、1987年7月にリリースした「In the Dark」はスタジオ・アルバムの中で最も売れたアルバムとなり、唯一のトップ10入りを果たしたシングル「Touch of Grey」を生み出しました。またこの年、ボブ・ディランとのツアーを行い、アルバム「Dylan & the Dead」をリリースしています。
1990年の夏のツアー後にミドランドが亡くなり、元チューブスのキーボーディストだったヴィンス・ウェルニックがバンドメンバーとして参加し、自身のバンド「ザ・レンジ」で成功を収めたブルース・ホーンズビーがツアーメンバーとして参加しました。両者ともにキーボードとヴォーカルを担当し、ウェルニックはバンド終了まで、ホーンズビーは1990年から1992年まで活動しました。
1995年8月にガルシアが亡くなり、グレイトフル・デッドは解散となりました。
グレイトフル・デッドで一番好きな曲
グレイトフル・デッドは1989年にリリースされたボブ・ディランとのツアーを収録した「Dylan & the Dead」を聴いて知りました。そのかっこよさにすぐにハマって、デッド単独でも聴いてみようと手に取ったのが初期のライブ盤「Live/Dead」、そして当時の最新作のスタジオアルバム「In the Dark」でした。よくこの2枚をチョイスしたなと思いますが、2つとも今でも聴く愛聴盤となっています。
グレイトフル・デッドで一番好きな曲「この1曲」は「In the Dark」収録の「Touch of Grey」を選曲します。デッド後期の代表曲ともいえる曲ですが、シングルヒットを狙って見事ビルボードTOP10に入ったという逸話が残されていますね。
カラッとしたいかにも西海岸というサウンドでキャッチーなメロディ、特にキーボードのフレーズは脳内再生必至です。あと、この曲ビデオが最高なんですよね。大好き。
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