PR

Thom Yorkeの来日公演をデータで分析してみた

音楽全般

全てソールドアウトで盛況のうちに終了したトム・ヨークの来日公演。どの会場でどの曲をやったのか?どのアルバムからの曲が多かったのか?などなど、終わってからもSNS上は賑やかでやっぱり関心が高いのだなと感じます。

幸いsetlist.fmで各公演の詳細が確認できるので、今日は全公演をデータで振り返ってみようと思います。ぜひお付き合いください。

全公演セットリスト

まず、全公演のセットリストを見てみましょう。※すべてsetlist.fmより引用

全10公演で曲数は同じで22曲を演奏。
ではその内訳を見てみましょう。

データで見るトム・ヨーク来日公演

演奏回数ランキング

のべ220曲を演奏回数順に並べるとこういう感じに。

Atoms for Peace、Cymbal Rush、Not the News、Volk、そして新曲のBack in the Gameがソロ曲。レディオヘッド曲ではIdiotequeとPackt Like Sardines in a Crushd Tin Box。
以上7曲が全10公演で演奏されました。

逆に(nice dream)、Follow Me Around、Jigsaw Falling Into Place、Karma Police、Like Spinning Plates、Nose Grows Some、Street Spirit (Fade Out)、Videotapeの8曲が1回だけ演奏されたレア曲でした。

演奏曲の名義は?

演奏された46曲の名義がどうだったのか見てみるとこんな感じ。ソロとレディオヘッドが大半を占めますね。レディオヘッドのライヴではソロの曲は聴けないわけですから、これだけ多くのソロ曲を聴くことができたのは、改めて貴重な体験だったなと思います。

収録アルバム

演奏曲を収録アルバムごとに見てみると、どの曲も名曲なIn Rainbowsからが6曲と最多。ソロの1stアルバムであるThe Eraserから5曲。思い返してもこの2枚からの曲が確かに多かった印象。唯一Pablo Honeyからは演奏されませんでした。あとは満遍なく演奏してくれた印象ですね。

1曲目に最も演奏された曲は?

これはリストにするまでもなく、Weird Fishes/ArpeggiとThe Eraserが交互に5回ずつ。私が観た名古屋はWeird Fishes/Arpeggiでした。

ちなみにWeird Fishes/Arpeggiのときは2曲目は必ずPyramid Song。The EraserのときはほぼLet Downですが、1回だけ広島でFake Plastic Treesに繋いでいます。そして3曲目にはほぼ全公演でLast I Heard …He Was Circling the Drain)がきていますが11/24の東京ガーデンシアターだけA Brain in a Bottleを演奏。法則性があるようで揺らぎがある絶妙なセットリストですね。

ラストに最も演奏された曲は?

逆に最終曲で演奏された曲は、How to Disappear Completelyが最多の5回。初回の11/12グランキューブ大阪公演から数えて偶数回の公演はすべてこれ。奇数回はLucky、Bodysnatchersが2回ずつ。Karma Policeが1回演奏されました。

まとめ

全公演に行かれた方もいらっしゃると思いますが、どの公演もソロとレディオヘッドをバランス良く演奏してくれてましたね。Follow Me Around、Jigsaw Falling Into Place、Karma Police、Nose Grows Some、Videotapeという1回だけ演奏した曲を聴くことができた11/24東京ガーデンシアターはちょっと異質。これは2日公演で次の日も同じ会場で公演があったからということもあると思いますけれどね。ちょっとうらやましいです。

それでは最後に名古屋公演の2曲目にきて感動してしまったPyramid SongのMVを。

演奏された曲を収録したアルバム一覧

【関連記事】
・Thom Yorke来日公演(11/21/2024)を観た
・レディオヘッドのおすすめ「この1曲」

コメント

タイトルとURLをコピーしました