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Ron Carter 東海市芸術劇場公演(1/14/2026)を観た

レビュー

ロン・カーター公演を観に東海市芸術劇場に行ってきました。
東海市芸術劇場は以前もPat Methenyの公演をおこなった場所。
私は初めての会場でした。
仕事を途中で切り上げ、車で同じく仕事終わりの妻を拾って17時30分ころ出発。
流石にこの時間の道は混んでいる。
開演までに着くのか?そんな不安を抱えながら車を走らせます。

開場の時間には間に合わなかったけれど、無事に到着。しかし、駐車場は満車。。。
知らない土地で駐車場を料金見比べて探すのダルいので、100mくらい離れた立駐に停める。

そこから歩いて、会場に着いたのが18時40分くらい。
あと20分しかない!物販は書籍だったのでスルー。会場の写真を撮りまくる。

開館から10周年ということで、まだまだ新しく美しいホール。音響も良さそう。
期待が高まります。
入場した時点でだいたいの席が埋まっていたけれど、やはり年齢層は高い。平均年齢は60越えしてるんじゃないかと思いましたね。
席は20列目の右側。後ろの方とはいえ、ステージをしっかりと捉えることができる。

ロン・カーターは初めて目撃するのですが、観られただけでちょっと涙腺が来そう。音はどうなんだろうか?レジェンドとはいえ、88歳。加齢の影響はあるだろうか?
などと考えているうちに開演時間となり、カルテット登場。
デカいとは聞いていたけれど、やはりデカい。手足が長い。ジャコメッティの彫刻のようなカッコよさだ。
手が大きいのか顔が小さいのか。とにかく手がデカい。
座りながらのプレイでしたが、すごい存在感。その凄みがヴィジュアルに滲み出ている。
まさにベースを弾くための体。楽器と一体化している。この光景だけでも涙モノ。
演奏が始まる。
うわ〜、あの音だ。音源で何度も耳にしたあの伸びやかな長音。一聴してロン・カーターとわかるあの音。あ〜来てよかったと初めの1分ほどで思いました。
全ての楽器がよく聞こえる音響のセッティングも素晴らしい。ベースがリーダーのカルテットらしい音。
で、この1曲目がいきなりメドレーで多分50分くらいやってたのかな?
途中、何度かスタッフに先導されて途中入場する客もいて、曲終わってから入れてくれよと思ったけれど、50分後に入場はまあ可哀想かと。
演奏中に客が入ってくるのをものともせず、サックス→ピアノ、たまにベース、ドラムスと何度かソロを回しながらグイグイ演奏が進む。カルテットなんだけど、トリオになったりデュオになったり変化も付けていて楽しかった。
携帯も一度鳴った。全員一切動じない。さすがだ。
そこら辺からはもうどんどん引き込まれていきました。
速いテンポの曲調でも確かな演奏。これ88歳のプレイかよと驚愕です。
全体通してよかったけれど、私的に一番印象に残っているのは「All Blues」。
演奏を聴きながら、マイルスのトランペットが脳内再生されたんですよ。こんなの初めてだった。あれは多分降りてきてたな。
ソロでの「You Are My Sunshine」もさすがだった。音の真芯を突かずに、少しずらした音を鳴らしていた。そこに強烈にジャズを感じた。途中でバッハを放り込んでくる遊び心も最高。
マイルス(友達と表現)とやった曲とのMCが入ったあとの「My Funny Valentine」も良かった。
そしてあっという間に終演!予定時刻に始まり、終わる。
アンコールは無く(十分堪能できた)、演奏時間は1時間半くらいだったでしょうか。
本当に大満足。というかこんなんチケット4000円でいいのか???倍でもいいくらい。
だってマイルスが降りてきたんですよ!
あの瞬間はもう宝物。今も書いていて目頭が熱い。
またの機会がありそうな演奏だったので、もうすでに期待しています。
いつまでも元気に演奏活動を続けて欲しいですね。

今回のメンバーでのライヴを収めた盤

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