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カマール・ウィリアムス来日公演(3/9/2024)を観た

音楽全般
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カマール・ウィリアムスの名古屋24PILLARS公演を観てきました。
カマールを観るのも会場の24PILLARSに行くのも初めてで、金山に出向くのも久しぶりでした。土曜日に名古屋で観ることができるなんて幸せでした。新作の「Stings」が素晴らしいので期待度もかなり上がった状態でしたが大満足の1日になりました。

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金山の24PILLARSへ

栄から地下鉄名城線で4駅の金山で下車。金山というと日本特殊陶業市民会館(名古屋市民会館)の最寄駅で、それ以外はあまり足を踏み入れない土地だったのですが、駅ビルをはじめ周辺の整備もずいぶん進んで、おしゃれな店も増えていました。少し早く着いたのでミスドで時間をつぶします。

目的の24PILLARSは初めて行く場所だったのと、チケットに整理番号が付いてなかったので、純粋に早いもの勝ちと思い、18時には会場に向けて歩き始めます。

JRの高架沿いを歩きます。18時10分くらいには着いたけれど、まだ受付の準備もされていなくて、普段はカフェも営業しているためか、簡単に中に入れた。
えっ、リハーサルやってる!なんと!これは入っちゃいけないやつだと気づき、一旦外に。

受付らしい人に整理券が出ないことを確認。
この日はめちゃくちゃ寒かったので、私ひとりならまだしも、同行している妻にはこの寒空のもと並ぶのはあまりに酷と判断し、かと言って暖を取る場所もないため、とりあえず歩く。あてもなく歩く。時間もそれほどないため、先にごはんってのも無理。金山駅まで戻り、Uターンし再度会場へ。何してるんだろこれ。笑。

会場に戻ると20人くらいの列ができていて、最後尾に並びます。
19時になり開場。中は暖かい。体は冷え切っているので正直まずはホットドリンクが欲しいけど1ドリンクリストにはない。
あと、コートやかばんを入れておくロッカーもない。コートのハンガーはあったけれどすぐに埋まる。
要はライヴをやるためだけに作られた空間ではないので、いろいろと不備があるのはまあ仕方ない。とは言え改善して欲しいこともちらほら。特にチケットに整理番号はつけて欲しいところ。

24PILLARSのステージ。空間はかっこいい。店名は24本の柱があるところから来ていてそれぞれの柱には番号が書かれている。
JRの高架下を利用した細長い空間。当然ライヴ中も電車が通り、揺れるし、音もする。これが面白い。

濃密なライヴ

入場から1時間は、DJプレイを楽しみながら過ごし(ちょっと長かった)、20時にメンバーが登場!

Kamaal Williams – Keys & Vocals
Peezy – Drums & Electronics
Brian Hargrove – S-bass/Synth Keys
Reiya Terakubo – Trumpet

演奏が始まって、まずヤバ〜って思ったのはドラムのPeezy!パワフルでタイトな演奏で度肝を抜かれました。そこにカマールの鍵盤がテーマとインプロで縦横無尽!寺久保伶矢のトランペットはエフェクト強め。ミストのようでかっこいい!この人絶対マイルス好きだなというプレイ。そしてシンセで下支えしているのがロイ・ハーグローヴの弟、ブライアン。彼のプレイぶりもクールでした。

この日の私的ベストは「Stings」。カマールのタイトル通り刺すようなピアノ、寺久保伶矢は同じフレーズだけども漂うような趣き。ふたりは固体と気体のよう。そしてPeezyとブライアンの作り出す極上グルーヴにKOでした。そのほか、坂本龍一に捧げたカヴァー曲「Dream 〜夢のパピー」を演奏。そしてMCでは影響を受けたミュージシャンとして松浦俊夫や沖野修也の名前を挙げるなど、日本人からも多くを吸収した音楽なんだなと肌で実感しました。

踊らせる曲あり、空気に酔いしれるような曲、各自のプレイに目を見張るものもあったライヴ。最後はレディオヘッド「Everything In Its Right Place」で締め。大満足の演奏でした。音響も縦に長い構造というもあって、貫通力があるというか、真っ直ぐ届いてきてとても良かった。

こんなライヴを名古屋で実現できた関係者、演者に感謝です。こんなのなかなか無い。
アフターパーティは深夜までやってたのだろうけどライヴが凄かったのと、お腹が空いたので早めに切り上げました。
帰り際にすれ違ったPeezyが思った以上に小柄な人でさらに驚愕。あの体であんな音をずっと出し続けてたのか。。。

カマール、次は平日でもいいし、チケット代も今回は5,000円と格安だったけども個人的には倍くらいは出してもいい。だからまた名古屋に来て欲しい。可能な限り観に行きます!

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