ポール・ウェラー6年ぶりの来日。名古屋公演(ダイアモンドホール)に行ってきました。ザ・ジャム、ザ・スタイル・カウンシル、そしてソロと、どの時代も好きなミュージシャン。高校生のころから聴き続けてきましたが、ライヴは初めてでした。
音楽はもちろん、ファッションも多大な影響を受けてきましたから私にとっては師匠筋にあたります。そんなポール師匠のライヴを私の目線でお伝えしますね。
ダイアモンドホールは思い出の詰まった大好きなホール
ダイアモンドホールはジョンスペ、ベルセバ、最近ではプライマル・スクリームとロック系の公演を目撃した思い出深いホール。ここに、ポール・ウェラーが加わります。
最寄駅の新栄町へと向かい改札を出ると、モッズコートのいい大人たちがチラホラ。徒歩5分くらいで会場ですけど、近づくにつれ緑のコートが目立つ目立つ。私なんかはロッカーのスペースを気にして薄手ぽかぽかダウンですよ。40代以降の方々が多いですが気合い入ってるなぁとさすがな熱量を感じつつ列に並びます。
階段で待つこと30分くらい。列が動き出しました。かなり後ろの整理番号だったので入場までかなり時間が掛かった印象。入ってみて納得。入り口付近にグッズ販売所があって、動線を圧迫してる。無事にスタカンTシャツをゲットしてロッカーへ荷物を預け、早速Tシャツに着替えます。
場所もあまり期待してませんでしたが、1階の後ろの方に陣取りました。
やっぱり師匠はカッコよかった
程なくして客電が落ち、ポール・ウェラー登場。黒いシャツに黒いカーディガンという衣装でしたが、スタイルが変わらない!細くてカッコいい!そして声の状態も素晴らしい!65歳になっても印象変わらず微塵もがっかりさせません。
「Rip The Pages Up」を皮切りに、新しい曲からオールドファンが喜ぶ初期ソロ、スタカン、ジャムと満遍なく演奏してくれました。
中でも一番盛り上がったのは、スタカンの名曲「Shout To The Top」!
イントロが流れた瞬間のどよめき&歓喜!ちょっと涙腺にきました。
他にもジャムの「Tales From the Riverbank」、初期ソロの「Wild Wood」など、昔のまんまのパフォーマンスでやりきってくれて感無量でした。
途中で羽織っていたカーディガンを脱ぐと、フレッドペリーのポロシャツがあらわに!やっぱ師匠かっけーな。
そして最後は「Changing Man」で締め。大満足な2時間。とても幸せな時間でした。
今回、感想として一番に思ったのは、「このメンバー構成最高。なんでもできちゃうじゃん」ってこと。とにかく再現性が高い。
ポールはエレクトリックギター、アコースティックギター、エレピ、そしてヴォーカルを担当。
スティーヴ・クラドック(元オーシャン・カラー・シーン)がリードギター。
ベース、サックス/フルート、キーボード/ハモンド/エレピ、そしてダブルドラム。
計7人がステージにいて、ドラムスの片方が演奏している時は片方がパーカッションだったり、ギター弾いてたり、ヴォーカルとったり。曲ごとに必要な音を入れ替わり出している印象。
スタカンの「Headstart for Happiness」とかも普通だったらキーボードとかで音出しそうだけどサックスがいることで再現されていて大満足でした。
まとめ
人生で一度は観ておきたいミュージシャン/バンドって誰しもあると思いますが、ポール・ウェラーはその一人でした。行けてよかった。そして飛ばさずに名古屋まで来てくれて、普段ジャズを追いかけてる私をロック・キッズに戻らせてくれた師匠には大感謝です!ありがとうございます!
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