ティーンエイジ・キャンサー・トラスト支援のためのコンサート
ポール・マッカートニーが2012年のイギリス・ロイヤル・アルバート・ホールでのライブ映像をYouTubeで公開しています。このライブは若年性がん患者を支援する団体「ティーンエイジ・キャンサー・トラスト」を支援するためにおこなわれていて、ロジャー・ダルトリーがパトロンとなり、ポール以外にもザ・フー、オアシス、カサビアン、ザ・キュアーなどが出演しています。
Get Backには豪華ゲストが参加
気になるセットリストですが、映像は24分間で、5曲を披露しています。
- Junior’s Farm
- Let Me Roll It
- Band on the Run
- Back in the USSR
- Get Back
2012年なのでポールが70歳、ロンドン・オリンピックのころのライブですが、近年の来日公演と同じくバンドとの連携も素晴らしく、この映像を観るとポールのライブに行きたくなってしまいますね。
「Junior’s Farm」から幕開け。その後、「Let Me Roll It」、「Band on the Run」と3曲連続でウイングスの曲を演奏。「Let Me Roll It」では終盤にジミヘンの「Foxy Lady」になだれ込むおなじみの展開。このあたりもう名人芸です。ビートルズの曲は2曲。「Back in the USSR」と「Get Back」を演奏。ラストを飾る「Get Back」ではロジャー・ダルトリー、ロン・ウッド、そしてポール・ウェラーと豪華なゲストが参加しています。ロジャーとロニーはすごく楽しそう。そしてポール・ウェラーはスーツでキメてめちゃくちゃカッコいいです。
ポールのライブは現地で観るのが一番だと思いますが、ライブ盤も多く残しています。その中でも私のお気に入りは2009年発表の「Good Evening New York City」。ソロ、ウィングス、ビートルズとバランスよく選曲されていて、ジョン・レノンに捧げる「A Day In The Life / Give Peace A Chance」やジョージに捧げる「Something」も演奏。現在のセットリストの母体ともいえるものですね。
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