ポール・コーニッシュ公演を観に東京まで行ってきました。
昨年のデビュー・アルバム「You’re Exaggerating!」が素晴らしかったので初来日公演は観ておきたかったんです。
ブルーノート東京は昨年のJoel Ross以来2回目になります。
なかなか東京遠征もできないので期待度MAXで臨みます。
名古屋から東京へ
行きは名古屋駅から夜行バス。
今回は浜松で休憩とったんですけど、割としっかり寝てて、寝ぼけ眼でトイレに行ったら、バスが見つからない!結構歩き回って集合時間2分前に発見!危なかった。マジで。
そこからはもう休憩も外に出ず、予定通り5時に新宿到着。
そのまま新宿のマンガ喫茶で仮眠。
10時に起床し、スタバで朝食。
11時になる頃にディスクユニオン新宿ジャズ館へ。
ここまで、前回の東京遠征をトレースするように同じ場所、同じ時間を過ごしました。
ユニオンでは1時間くらいディグって4枚を購入。
そのあとは昼ごはんを食べて、またスタバへ行き、One More Coffee頼んで休憩します。
しかし、この日は雨。荷物も多いし結構ストレスなので15時くらいに前回と同じ上野のホテルにチェックイン。ホテルで少しゆっくりして、16時半ころにブルーノートへ向けて出発。
少し時間もあったので青山周辺をぐるりと回っていたんですが、雨が強くなってきたのでまたカフェへ。
コーヒー飲みすぎな気もするが、ドトールに入り、柳樂さんのポール・コーニッシュ関連の記事を読み返す。
18時になったので会場へ向かいます。
しかし、雨が降ったり止んだりで辛い。小雨だから傘なくても大丈夫かなと思ったら強くなること数度。コロコロじゃなくバックパックにしといて良かった。
Paul Cornish公演

さて、会場入り。Tシャツがあったので購入し、ラウンジで待つこと10分くらいで席へと移動。
席はステージに向かって右側、振り返らないとステージを見ることができない席でした。
今回はJonathan Pinson(ds)が残念ながら出演キャンセルになってしまい、ドラマーを日本で探すというギリギリの調整。
きたいくにとが参加し無事トリオでのパフォーマンスが観られることに感謝です。

定刻になり後方から3人が登場。
Paul Cornish(p)
Joshua Crumbly(b)
Kunito Kitai(ds)
ポール・コーニッシュは学者然とした精悍な印象で静かにピアノに向かう。
まず音が鳴ったのがラップトップからだったのは少し驚いた。
アンビエント的なループが鳴る中、スタートの曲はQueen Geri。アルバムのクライマックスの曲を頭に持ってきた。
しかも、あの激しく、ガツンとくる曲を静か〜に、繊細に演奏してきた。
もう、これで彼の懐の深さ、彼がどんなミュージシャンなのか、その有り様が少し理解できた気がしました。
こんなに音が鳴ってないのに、湧き上がってくる熱さはなんだろか。
その後も大きな音も交えつつ、全体のトーンは静かな印象で進んでいく。
その演奏のスタンスに応えるようにベースのJoshua Crumblyは詩的なラインを奏でていてベースの音とピアノの音の微妙な出し入れが楽しかった。
ドラムスのきたいくにとは木曜日にオファーがあったという。
ジャズの世界ではまあよく聞く話ではあるけれど、自分が観るライヴとしてはこんなこと初めて。漫画「ブルー・ジャイアント」よりもタイトやなぁと思いつつ、席の目の前でプレイする彼を少し温かい眼差しで見ていたのだけど、彼、ほんとすごかったの。
書いてるように、小さい音でのやり取りをずーっと続けていて、ドラマーとしてはハイハットをパーン、シンバルをパシーン、バスドラをドンドンっとやりたいんじゃないかと思うんだけど、まして、ゲストとはいえチャンスだし。
でも彼のプレイはとっても繊細で、どんな強さや間隔で音を出すかより、道具のどの辺でどこを撫でるか、叩くか、どれくらい残響を残すか。そういうところに気を配りまくっていた。
最後にソロを取る時間があったけれど、そこも控えめ。
この時間の全体感を意識したとっても考えられた演奏だった。今後も彼をウォッチしていこう。
曲目としてはアルバムからとスタンダードも。Stardustはこの日の音世界に合わせた演奏でとても印象に残った。アルバムの曲もどれもアレンジが異なっていて、また、繰り出すフレーズにもアレンジが加えられている。さすがにテラス・マーティンやジョシュア・レッドマンのバンドで客演し腕を磨いてきたという演奏ボキャブラリーの豊富さを感じた。また違う日は違う演奏なんだろうなと。これは通して観たくなりますな。

終演後はしばらく余韻に浸って席を立てず。
レジの列が途絶えた頃に会計を済ませ、ラウンジへ向かうとサイン会が開催されていたので、せっかくだし、CDを買って列に並ぶ。
演奏を終えたばかりだけど気さくな印象で対応してくれて、サインと握手をしてもらった。イイ奴だった。

会場に柳樂光隆さんがいたのでご挨拶。柳樂さんの記事、インタヴューで音だけでは分からなく、かつ、知りたいことが知ることができる。その活動に感謝です。
柳樂さんはこれからもポールたちと予定があるような感じだったので早々においとまし、大満足で会場をあとにしました。
やはり外は雨。
寄り道せずに帰って風呂入って明日に備えて寝ちまおう。
ホテルでは前回の苦い思い出から学び、フロントで耳栓を購入。これが大正解でぐっすり眠れました。雨で疲れてたのもあると思うけれど。
高崎のジャズ喫茶「蔵人」へ

9時くらいにチェックアウトして、またまたスタバへ行き朝食をとりながらXをチェック。
はい。前回とほぼ同じ行程でスケジュールは進んで行きます。
今回も蔵人に行ってきました。
前回は鈍行でしたが、今回は北陸新幹線を使います。
11時すぎには高崎に到着。
今回の昼食は「麺屋 承太郎」へ。
ジョジョは読んだことある程度でしたが、麺も具材もスープも旨かったぁ。
ちょっと食べ過ぎ感もありつつ店をあとにします。
麺カフェ 花京院という店もできてるみたいなので次はそちらにも行ってみようかと。


来た道を戻る。高崎は歩道が上にあって歩きやすい。
歩いていると左手に高崎芸術劇場が。最近頑張って招聘してますね。
今度のマカヤの公演も高崎であるんですよねぇ。

写真を撮りつつXのチェックをしていたらアイさんがサウンドチェックを配信している!
今回は開店に遅れずに行けそうだ。
高崎駅から普通電車でひと駅の倉賀野へ。
駅に着いたときに自分でドアの開閉ボタンを操作しなくちゃいけないのを忘れていて、危うく出発するところだった。
駅を出て歩く。前とは違う道を歩いてみる。

知らない町を歩いてみるのはそれだけで面白いね。
13時前には蔵人に到着。

ちょっとフライング気味に入店したけれど、アイさん変わらぬ笑顔で迎えてくれました。
オープニングはWroblesky / Donner / Klemm。
スキャットが超絶気持ちいい。大音量でヴォーカルを堪能。
そして次がこれまた来日中のIsaiah CollierのPerspective(Peace and Love)!
ヴォーカルもので繋いできた。う、美しい。
そこからKassa OverallのCream、McCoy TynerのThe Real McCoyと私のことを考えてくれている選盤に深く感謝。聴き慣れた盤の初めて聴く音。やっぱり新しい発見がある。
その最たる盤だったのが、Miles DavisのJack Johnson!!!
先日、ブログにも書いたんですが、マクラフリンのギターも凄いのですけど、ハービーのオルガンの歪みを伴ったあの音色!あれが蔵人で聴くともう鳥肌ものでしたよ。あれは、あの音量で聴かないとわからない。貴重な体験でした。
その後もくぅ〜という選盤が続く。
Weather Reportの1st、Yussef Dayesの富士山、Squarepusherのultravisitor。マジで怒濤。音の洪水を浴びました。
そして最後はTina BrooksのTrue Blue。ありがとうアイさん。これはもうテーマソング化してますね。嬉しかった。
東京で人に会う約束をしていたので名残惜しいけれどもここで帰ります。
また来ますね。
みなさんも機会があればぜひ蔵人に足を運んでみてください。
想像の上を行く体験ができると思います。
帰路
高崎から籠原で乗り換えて渋谷へ。
17時に人と会う約束をしていて、久しぶりにお会いした相手とサシ飲み。
わざわざ出てきていただき感謝。
その後は今回は新宿から22時半のバスに乗る。
お酒もだいぶ入っていたし結構眠れました。
名古屋に着いたのは4時50分くらい。
地下鉄が動くまで40分もある。。。
始発に乗って帰ってきました。
もちろんその日は月曜なので仕事に行きます。
まるで20代のような旅をなんとかこなすことができて、やるやんオレって思ってましたが、
いろいろミスして危なっかしいし、週の半ばあたりからガス欠になってきて辛い週をすごしましたとさ。
でもまた行きたい。次は高崎の公演も観てみたいです。
長文にお付き合いいただきありがとうございました!
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