アメリカのシンガーソングライター、アーニー・ディフランコが新曲「Do or Die」をデジタルとストリーミングでリリースしました。
ニューオリンズで撮影されたミュージック・ビデオでは頭を剃り、マスクをして自転車でニューオリンズを回りながら大統領選への投票を訴えるといういかにもアーニーらしい内容。デビュー当時のような丸刈りにアーニーの覚悟を感じます。
公式サイトにも彼女の怒りと投票を訴える以下の内容がアップされています。
新型コロナウイルス、経済危機、警察の残虐行為、大量投獄、蔓延する貧困、定着した白人至上主義と女性蔑視、強制送還と拘留、銃による暴力、火災、洪水、病気、汚染、放射線照射、搾取、強制生殖、ジェンダーとセクシュアリティに基づく暴力と抑圧、非情報化、プロパガンダ、腐敗、そして強欲からくる苦しみの潮流を止めるものは何もないだろう。 民主主義が機能していない! 我々の怒りを原動力に投票しよう。
この曲は近々アナウンスがあると思われる次のアルバムに収録される予定です。
歌詞の内容は政治色が強く過激なものとなっていますが、サウンドはハモンドオルガンやパーカッション、フルートが印象的でジャジーなテイスト。非常に丁寧に仕上げられている印象です。「To The Teeth」あたりの雰囲気も感じます。まあかっこいい。新作が待ち遠しいです。
コメント