今日は最近購入したアナログ盤。12月から1月に購入したもの8枚をご紹介。緊急事態宣言発令前に購入したものですが、早く気軽にレコードショップに行けるようになるといいなと思いますね。
Groovy
まずはレッド・ガーランドの名盤「Groovy」。CDでは持っているのですが、ヤフオクでアメリカ再発盤が出品されていたものを落札できました。しかし、この盤、1957年録音でこの音質はビビりますね。レッド・ガーランドのピアノもさることながら、ポール・チェンバースのベースが素晴らしい。ジャケットも文句なしのかっこよさ。
Live Take No Prisoners
続いてはルー・リードのライブ盤「Live Take No Prisoners」。1978年ニューヨーク・ボトムラインでのライブを収録したもので、「Walk on the Wild Side」や「Berlin」などソロの名曲のほか、ヴェルヴェッツ時代の「I’m Waiting for the Man」や、「Sweet Jane」などを収録する当時のベスト的なトラックリスト。13分59秒の「I’m Waiting for the Man」、16分54秒の「Walk on the Wild Side」と、テーマに合わせて喋りながらの圧巻の演奏が繰り広げられます。こちらもヤフオクで購入。
Ocean Rain
エコバニ「Ocean Rain」は聴き込んだアルバムですが、ヤフオクで購入。完全にジャケ買い。このジャケットはエコバニらしさがすごく滲み出ていて大好きなんです。オールドフェイスのローマン書体(Garamond系かな?)もエコバニらしい書体選びですね。「Killing Moon」をはじめ名曲が多く、アルバムのトータリティではこのアルバムがフェイヴァリットです。
52nd Street
アナログ盤に針を落として「オ〜ネスティ〜〜」と歌いたくなる夜ってないですか?私はたまにあります。そんな時用というわけじゃないですが、アメリカ盤がハードオフで安かったので買ってみました。ジャンク300円。音質良好でお買い得品でした。そしてやはり名作ですね。引き込まれます。
Seven Step to Heaven
マイルス・デイヴィスのアルバムは徐々に収集してきているのですが、「Seven Step to Heaven」がハードオフに1000円であったので購入。このアルバムはハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスという黄金メンバーが初めて参加した記念碑的なアルバム。3人が揃っているのは2,4,6のトラックですが、この出来がスリリングで素晴らしい。
In A Silent Way
マイルスはもう一枚。別店舗のブックオフ・プラスで状態の良さそうな「In A Silent Way」を発見。少々高い気がしましたが1500円で購入。このジャケ最高です。もちろん内容も。このアルバムが一番好きと言っても過言ではないくらい好き。ここがエレクトリック・マイルスの出発点であり、プログレやエレクトロニカにも通じる音世界はジャンルレスな素晴らしさです。
Keith Jarrett Solo Concerts Bremen Lausanne
キース・ジャレットの「Solo Concerts Bremen Lausanne」は数多くある即興演奏の中でも指折りのコンサートだと思います。のちに出る大傑作「The Köln Concert」に勝るとも劣らない演奏を聴くことができます。アナログだと3枚組で貼り箱に収めたパッケージも威厳があり、それほど状態はよくないものの価格を考えると良い買い物をした印象です。盤のコンディションは良かったです。ブックオフ・プラスで780円。
キースのソロ・コンサートは一回だけ2005年の大阪公演を経験しましたが、咳払いや鳴り出した携帯の音にイラついたキースの怒りがそのまま音に反映されて凄まじかったのを思い出します。
Presence
最後はレッド・ツェッペリンの「Presence」。国内盤のオリジナル盤を発見。これもブックオフ・プラスで780円。ライナーノーツは渋谷陽一でした。このアルバムも聴き倒した感がありますが、アナログでも欲しかったんです。右上の「LED ZEPPELIN PRESENCE」のタイトルは空押しで表現されてるんですね。私の「この1曲」である「Achilles Last Stand(アキレス最後の戦い)」が1曲目に収録されています。1曲目から10分超えで、しかもここまでのテンションで演奏するなんて、まさに化け物。アナログ盤ではAB面のチェンジがあるので「Nobody’s Fault But Mine」から始まるB面を聴くとカセットテープで聴いていたころを思い出して、これもまた一興です。
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