様々な困難を乗り越えてきたモンスター・バンド
好きなバンド、ミュージシャンの中で一番の曲を選んでおすすめしていく「この1曲」。
今日はAC/DCを紹介します。
AC/DCは1973年に結成されたオーストラリア・シドニー出身のロックバンド。
結成当初のメンバーと担当楽器は以下の通り。
- マルコム・ヤング(リズム・ギター)
- アンガス・ヤング(リード・ギター)
- デイヴ・エヴァンス(ヴォーカル)
- ラリー・ヴァン・クリート(ベース)
- コリン・バージェス(ドラムス)
マルコムとアンガスのヤング兄弟を中心に結成し、1974年にシングル「Can I Sit Next to You, Girl」でデビュー。
しかし、デイヴ・エヴァンスのヴォーカルがバンドの方向性に合っていないと思っていたアンガス兄弟は、
ボン・スコットを新しいヴォーカリストに迎え、ファースト・アルバム「High Voltage」を発表。
その後アトランティック・レコードと契約し、数枚アルバムを発表しながら、
エアロスミスやキッスなどの前座として大きな会場を回ることに。
そして6枚目のアルバム「Highway To Hell」をアメリカからリリース。
世界的な成功も時間の問題と思われていた1980年2月19日。
ヴォーカルのボン・スコット死去。原因は睡眠中、嘔吐物を喉に詰まらせての窒息死でした。
解散も選択肢でしたが、新しいヴォーカリストを迎えての活動継続を決定。
ブライアン・ジョンストンが加入することになります。
そしてすぐにレコーディングに入り、1980年に傑作「Back In Black」を発表。
このアルバムは全世界で5300万枚以上を売り上げるモンスター・アルバムになりました。
その後はメンバー・チェンジもありつつ、コンスタントにアルバムを発表。
しかし、2014年、マルコム・ヤングが認知症を患い、脱退。
2017年には病状が悪化し亡くなってしまいます。
また、ブライアン・ジョンストンも聴力障害を患い、ツアーを降板。
完全に失速してしまったかに見えるAC/DCですが、2020年中には新作がリリースされるという噂もあり、
この困難を乗り越えた姿を見せてほしいところですね。
AC/DCで一番好きな曲
私がAC/DCを本格的に聴いたのは、「The Razors Edge」でした。
そのころソニー・ミュージックTVやビルボードTOP40にもビデオが流れて、
当時高校生だった私は、アンガスのギター・プレイに魅了されました。
一番好きな曲を選ぶとすれば、この出会った頃の曲。
1990年発表の「The Razors Edge」から「Thunderstruck」を選びたいと思います。
もう、リフ一発でノックアウトされました。
そしてビデオが最高にカッコいい。
アクリル板?の下からアンガスのギタープレイを狙ったアングルは最高です。
YouTubeでの再生回数はなんと7億回超え。
これは「Back In Black」の約6億回を超えてますからこの曲の人気もわかります。
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