アート系受験生には影響が大きいバンド
好きなミュージシャンの曲の中でも一番を決め、紹介していく「この1曲」。
今日はザ・スペシャルズを取り上げます。
スペシャルズは1977年に結成されたイギリス・コヴェントリー出身のバンド。
ジャマイカ発祥のスカにパンクテイストを加えたサウンドが大きな特徴でした。
イギリスにはジャマイカ移民が多く、スカやレゲエといったジャマイカ特有の音楽が自然に浸透していました。
スペシャルズのメンバーは白人と黒人の混成となっていますが、黒人はジャマイカ系です。
メンバーと担当楽器は以下の通り。
- テリー・ホール(ヴォーカル)
- ネヴィル・ステイプル(ヴォーカル)
- ジェリー・ダマーズ(キーボード)
- リンヴァル・ゴールディング(リズム・ギター)
- ロディ・“ラディエイション”・バイヤーズ(リード・ギター)
- ホレス・パンター(ベース)
- ジョン・ブラッドベリー(ドラムス)
ここにホーンセクションのゲストプレイヤーが加わるかたち。
ファッションもモッズ・スタイルでほんとにカッコよかったバンドですね。
私がスペシャルズに出会ったのは浪人時代でした。
美術系ということもあり、周りはモッズ、ロッカーズ、ヒッピーなどをミックスしたようなファッションだったり音楽をみんなで聴いていて、
2トーン系も当然のように周りで流れていて、自然に耳に入ってきた感じ。
音楽ももちろんですが、テリー・ホールのカッコよさはアート系ティーンの心を鷲掴みでした。
あの頃はみんなテリー・ホールやポール・ウェラーを崇めていましたね。
アートワーク、2トーン・レーベルのビジュアル戦略も含めて、
我々アート系受験生には多大な影響を与えたバンドです。
スペシャルズで一番好きな曲
スペシャルズで一番好きなアルバムはファースト・アルバムでいいんですが、
曲となるといろいろあって迷います。
ファーストから選ぼうとしましたが、せっかく曲だけで選んでるので、
アルバムに入ってなくてもいいよね。ってことで最後のシングル「Ghost Town」にします。
1981年発表ですが、現在のジャズ、ヒップホップ、ダヴにも通じるサウンド。
この先進性はすごいです。
浪人〜大学時代で私の中のスペシャルズは終わってるんですけど、
最近の来日公演に行った友人から話を聞くと凄く良かったらしいですね。
機会があればライブにも行ってみたい。
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