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サンダーキャット「It Is What It Is」を聴いた

レビュー
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3年ぶりの新作

2020年4月3日。サンダーキャットのニュー・アルバム「It Is What It Is」が発売になりました。

前作の「Drunkから約3年ぶり通算5作目のアルバムで、フライング・ロータスが共同プロデュースを担当しています。

ゲストも豊富で、チャイルディッシュ・ガンビーノカマシ・ワシントンリル・Bタイ・ダラー・サインバッドバッドノットグッドルイス・コールザック・フォックスがクレジットされており、

日本盤のボーナストラックにはマイケル・マクドナルドの参加曲が収録されています。

曲目はボーナストラックを含め、以下の16曲

1. Lost In Space / Great Scott / 22-26
2. Innerstellar Love
3. I Love Louis Cole (feat. Louis Cole)
4. Black Qualls (feat. Steve Lacy, Steve Arrington & Childish Gambino)
5. Miguel’s Happy Dance
6. How Sway
7. Funny Thing
8. Overseas (feat. Zack Fox)
9. Dragonball Durag
10. How I Feel
11. King Of The Hill
12. Unrequited Love
13. Fair Chance (feat. Ty Dolla $ign & Lil B)
14. Existential Dread
15. It Is What It Is
16. Bye For Now (feat. Michael McDonald) *Japanese Bonus Track

おそらく長期間にわたって楽しめるアルバム

先行で出ていた「Black Qualls」や「Dragonball Durag」を聴いていて、

これは相当ファンキーなアルバムになるんじゃないかと思っていましたが、

最初に聴いた感想は、ライナーノーツに柳樂光隆さんが書いているように、

メランコリックで「陰」の印象を持ちました。

これは、やはり親友のマック・ミラーが亡くなったことに起因していると思いますが、

「Drunk」のような陽気なアルバムではない。

何か答えを探し求めているような雰囲気を感じます。

アルバム全体は音作りが緻密。

当然、ベースの演奏テクニックの強烈さは随所で聴けますし、

曲によって音色が異なり、

前面に出る場合や下支えに回るときと場面ごとに役割を変えているのも面白い。

反面、ヴォーカルは常に爽快なファルセットで、陰になりすぎることなく、ポップに仕上がっています。

曲間がかなり短く設定されているのも特徴。そして、音や歌詞にも曲をまたぐような表現も見られ、

アルバムの流れを大事にしている印象は強いですね。気持ちいいです。

これからも聴き込んでいきますが、これは相当長期間楽しめるアルバムだと感じています。

これはますます来日公演が楽しみになってきました。

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