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10 songs playlist #3 【2024.06.10】

音楽全般

何らかのテーマを設けて10曲のプレイリストを作っていく10 songs playlist。3回目は「女性ヴォーカル」で10曲選んでみました。自分で縛りを決めておきながらですが、まず10組に絞るだけでもかなりハード。大好きだけど入れてない曲や人があります。だからまあ、このテーマで2回目もあるかもしれません。前回までと同様、流れを意識して気持ちよく聴ける10曲を目指しました。

Swim / Ani DiFranco

1曲目はアーニー・ディフランコの「Swim」。アーニーが新しいサウンドを求めてバンドを解体した転機に制作した2004年のアルバム「educated guess」に収録されています。これ大好きな曲で、特徴のあるギターフレーズと細やかなヴォーカルワークがたまりません。アーニー新作も出てますね。これからもオリジナリティにあふれたサウンドを追い求めてほしいです。

エデュケイテッド・ゲス
ビクターエンタテインメント

Queen of the Sea / Norah Jones

2曲目はノラ・ジョーンズの「Queen of the Sea」。最新作の「Visions」に収録されています。この新作、リオン・マイケルズがプロデュースを担当したヴィンテージ感あるサウンドクリエイションが大成功で、個人的には年ベスの候補には絶対に挙がる作品。リラックスして聴ける気持ちいい曲。

Wake Up Alone / Amy Winehouse

この流れで継ぐ3曲目はエイミー・ワインハウス「Wake Up Alone」。これもサウンドはヴィンテージ感ある仕上がりですが、ノラとの対比が楽しい。耳に残る粘りのある歌声が聴き流せない。歌詞の内容に関わらず「一人にしないで」という彼女の潜在的な思いが滲み出る名演。

Please Don’t End It All / Cleo Sol

4曲目はクレオ・ソルの「Please Don’t End It All」。昨年短いスパンで2枚のアルバムをリリースしましたが、この曲は「Gold」に収録されています。彼女が参加するグループSAULTでもゴスペルアルバムを作っていましたが、この曲も彼女の天まで届くような澄んだヴォーカルが印象的なゴスペルソング。心洗われます。

Gold
Forever Living Origi

What’s Wrong With The World? / Fairground Attraction

前半最後5曲目はフェアーグラウンド・アトラクション「What’s Wrong With The World?」。奇跡の再結成を果たしたフェアーグラウンド・アトラクション。再結成ライヴが日本でおこなわれるだけでも感謝なのに、こんな素晴らしい新曲を届けてくれるなんてね。音楽っていいなぁって思いました。今月のライヴにも参加しますが、まもなく新曲を収めたEPがリリース予定。楽しみです。

Fetch The Bolt Cutters / Fiona Apple

6曲目はフィオナ・アップルの「Fetch The Bolt Cutters」。2020年に発表された彼女の8年ぶりの同名アルバム「Fetch The Bolt Cutters」に収録されています。私にとってはフィオナ史上最高傑作。彼女とはほぼ同世代で私が大学生の頃から見てきましたが、その時々のリアルを表現しているように思えて、他人事と捉えられないものがあります。これもめちゃくちゃ生々しく素晴らしい。

Black Gold / Esperanza Spalding

7曲目はエスペランサ・スポルディングの「Black Gold」。2012年に発表され彼女の存在を世界に知らしめた4thアルバム「Black Music Society」に収録。ロバート・グラスパー「Black Radio」とともにジャズの新しい時代を意識したアルバムだったと思いますね。この曲のヌケの良いヴォーカルが本当に気持ちよくって最高です。

Jesus Was a Cross Maker / Judee Sill

8曲目はジュディ・シルの「Jesus Was a Cross Maker」。1971年に発表された彼女のデビュー・シングル。グラハム・ナッシュがプロデュースしていて、オルガンも演奏。デヴィッド・クロスビーもギターで参加するなど手練が支えてます。問答無用な美しいメロディ、歌声と演奏。

The 5th Dimension / Meshell Ndegeocello

9曲目はミシェル・ンデゲオチェロの「The 5th Dimension」。ブルーノートに移籍して制作された昨年のアルバム「The Omnichord Real Book」に収録された壮大な曲。中国のSF小説「三体」にインスピレーションを受けたという柳樂さんのインタヴュー記事を読み、私もさっそく「三体」読んでます(長いのでまだ途中。。。)。この小説を読むとさらに世界観の理解というか、しっくりくる感じがあって、さらにこの曲が好きになっています。

Weird Fishes / Lianne La Havas

最後を締めくくるのはリアン・ラ・ハヴァス「Weird Fishes」。同じギター・ヴォーカルのミュージシャン、アーニーで始めて、リアンで締めるのは最初から決めていました。この曲はレディオヘッドがオリジナルですが、リアンのギターの1音目でもう差別化されててね、そこに彼女独特なウィスパーヴォイスからの後半部の盛り上がり。ほんと好き。

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