外せない女性ミュージシャン
ミュージシャンの曲の中から珠玉の1曲を選んでおすすめしていく「この1曲」。
今日はジョニ・ミッチェルを紹介します。
ジョニ・ミッチェルは1943年カナダ・アルバータ州生まれのシンガーソングライター。
担当楽器はヴォーカル、ギター、ピアノ、ウクレレなど多彩です。
1960年代にカナダ・トロントで歌手活動を開始し、
演奏活動のなかで、1965年、アメリカ人フォーク・シンガーのチャック・ミッチェルと出会い結婚。
二人はアメリカ・デトロイトで活動しますが、1967年に離婚し、ジョニはニューヨークに移ります。
1968年にファースト・アルバム「Song to a Seagull」をリリースしてデビュー。
1969年のセカンド・アルバム「Clouds(邦題:青春の光と影)」が成功し、人気ミュージシャンとなります。
その後は「Blue」や、「Court and Spark」、「Hejira(邦題:逃避行)」など傑作を量産。
私は傑作といわれる「Blue」を浪人時代に聴いてノックアウトされたのが最初で、
嫌なことがあっても「Blue」を聴いて乗り切ったことが何度もありました。
そこからその近辺を聴き込んでいきましたが、
「Blue」とともにジャコ・パストリアスが参加した「Hejira」もお気に入りですね。
私のなかではアーニー・ディフランコ、ビョーク、キャロル・キングとともに欠かせない女性ミュージシャンの一人です。
ジョニ・ミッチェルで一番好きな曲
ジョニ・ミッチェルで一番好きな曲は、これもまた選ぶのが難しい。
アルバムでいくと、「Blue」と「Hejira」が一番聴き込んだアルバムで、
一番好きなアルバムはやっぱ「Blue」かな。という感じ。
曲となると、「Both Sides, Now」も名作だし、「A Case of You」や「California」も捨てがたい。
で、悩んで決めたのは1971年発表の「Blue」に収録の「River」。
「Blue」は夜中に寝付けないときのお供として私のなかで長年君臨しているのですが、
なかでもこの「River」はヘッドホンで聴いていると至近距離で歌ってくれているようで、グッときます。
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