クイーンで一番好きな曲
そのアーティストの一番好きな曲を選んで紹介していく「この1曲」。
今日はクイーンです。
クイーンといえば、全世界で大ヒットとなった映画「Bohemian Rhapsody」によって、
これまで以上に認知度が増し、ビートルズのような誰でも名前を知っているバンドになりましたね。
そんなタイミングでこの曲の紹介なんて必要ないと思いますけど、
私が選ぶ「この1曲」は1975年発売の4作目のアルバム「A Night at the Opera(邦題:オペラ座の夜)」収録の「Bohemian Rhapsody」です。
他の曲にしようかとも考えたんですよ。
「The Show Must Go On」、「Radio Ga Ga」、「Don’t Stop Me Now」、「Somebody To Love」、「Killer Queen」。。。
そりゃあ好きな曲はどんどん出てくるんですが、やっぱり外せない「Bohemian Rhapsody」なのです。
「オペラ座の夜」というアルバムを聴く
クイーンはフレディ・マーキュリー(vo/p)、ブライアン・メイ(g/vo)、ロジャー・テイラー(d/vo)、ジョン・ディーコン(b)の四人組。
結成の1971年以来、全員が作詞作曲をし、フレディ、ブライアン、ロジャーがヴォーカルを担当するスタイルで、
アルバムを通して聴くとほんとにバリエーションが豊かで、
決してフレディのワンマンバンドではないんですよね。
とにかくアルバムで聴くことをおすすめするバンドなんです。
ベスト盤でしか聴いてない人はアルバムを掘ってみてはいかがでしょうか。
新たな発見があると思います。
この「オペラ座の夜」もそんな1枚。
「Bohemian Rhapsody」は最後から2番目に収録されていますが、
そこに至る流れがクイーンらしい。ジョンやブライアンのヴォーカル曲をはさみつつ、
クイーン史上最長の曲に琴とかが入っていたり、ハードロックあり、カントリーありと、
4人が作曲したいろんな曲調をギター・オーケストレーションとコーラスでクイーン調にしてしまう。
なんでもクイーンになっちゃうじゃん。という感じです。
「Bohemian Rhapsody」が終わって、
最後の曲にイギリス国歌「God Save The Queen」まで楽しんでアルバムが終了。
なんだかアルバムの紹介みたいになってしまいましたが、
このアルバムは「Bohemian Rhapsody」に向かって進んでいく構成で、
「Bohemian Rhapsody」無くしては成立しない要の曲だということですね。
曲だけが一人歩きしている状況はクイーンには結構あって、
もちろんそれぞれの曲は素晴らしい曲ばかりなのですが、
クイーンがテクノロジーの進化をとらえて、アルバム制作に力を注いでいたことを、
アルバム単位で聴くことで体験してほしいなと思うのです。
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