私のTwitterアカウントでは、毎晩12時に「てっぺんジャズ」というハッシュタグでジャズのお気に入り曲を投稿をしています。
「てっぺん」は業界用語で夜12時。時計の針がてっぺんを指すことが由来です。「TOP」という意味あいも絡めたネーミングにしました。
ここでは1週間の投稿をまとめて振り返りたいと思います。Twitterでは書いていないパーソネルなどの情報も書いていこうと思います。
2023.3.26 Sonny Clark / Blue Minor
ソニー・クラークが1958年にブルーノートからリリースした「Cool Struttin’」収録の超有名曲。この曲でハマった人も多いんじゃないでしょうか?
Personnel
Sonny Clark (piano)
Jackie McLean (as)
Art Farmer (tp)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)
2023.3.27 上原ひろみ / BQE
上原ひろみが2009年に発表した6thアルバム「Place To Be」は初のソロピアノ作品。超高速な1曲目はテクニカルで抒情的。前日の26日がお誕生日。
Personnel
上原ひろみ (p)
2023.3.28 Derrick Hodge / The Real
デリック・ホッジが2013年にリリースした1stアルバム「Live Today」から。ロバート・グラスパー関連でベースを弾くデリックですが、コンポーザー、リーダーとしても素晴らしい。
Personnel
Derrick Hodge(b, key, per)
Chris Dave (ds, per)
James Poyser (key)
Travis Sayles (syn)
Marcus Strickland (ts)
Corey King (tb)
Keyon Harrold (tp)
Jahi Sundance (turntables)
2023.3.29 Helen Merrill / You’d Be So Nice To Come Home To
1955年に発表されたヘレン・メリルの1stアルバム「Helen Merrill」から。クリフォード・ブラウンのトランペットも素晴らしい、夜に聴きたい曲。
Personnel
Helen Merrill (vo)
Clifford Brown (tp)
Danny Bank (bs)
Jimmy Jones (p)
Barry Galbraith (g)
Milt Hinton (b)
Osie Johnson (ds)
2023.3.30 Robert Glasper / Open Mind
ロバート・グラスパーが2009年に発表した3rdアルバム「Double Booked」は、前半がアコースティック、後半がエクスペリメントの起点となる楽曲で構成。この後半がブラック・レディオにつながっていきます。この曲はアルバムのラストに収録。デリック・ホッジ作曲の構成が大好きな1曲。
Personnel
Robert Glasper (p)
Chris Dave (ds)
Derrick Hodge (b)
Casey Benjamin (as, vocoder)
Bilal (vo)
Jahi Sundance (turntables)
2023.3.31 Gene Ammons / Hip Tip
“テナーのボス”と呼ばれるジーン・アモンズが1958年にリリースしたに「Blue Gene」収録。全編通してブルース色が強いアルバムのラストを飾る味わい深い1曲。
Personnel
Gene Ammons (ts)
Idrees Sulieman (tp)
Pepper Adams (bs)
Mal Waldron (p)
Doug Watkins (b)
Art Taylor (ds)
Ray Barretto (conga)
2023.4.1 Tingvall Trio / Batsregn
スウェーデン出身のピアニスト、マーティン・ティングヴァル率いるティングヴァル・トリオが2008年に発表した「Norr」収録。これも静かな夜に聴くことが多い美しい曲。
Personnel
Martin Tingvall (p)
Omar Rodriguez Calvo (b)
Jurgen Spiegel (ds)
コメント