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イエスのおすすめ「この1曲」

この1曲
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プログレッシヴ・ロックのパイオニアの一角

今日はイエスで一番好きな曲「この1曲」を取り上げます。
イエスは1968年にイギリス・ロンドンで結成されたロック・バンド。

オリジナル・メンバーと担当楽器は以下の通り。

  • ジョン・アンダーソン (ヴォーカル)
  • クリス・スクワイア (ベース)
  • ビル・ブルーフォード (ドラム)
  • ピーター・バンクス (ギター)
  • トニー・ケイ (キーボード)

バンドはその歴史の中で幾度となくメンバーチェンジをおこなっており、19人のミュージシャンがフルタイムで活動しています。2015年6月からは、ギタリストのスティーヴ・ハウ、ドラマーのアラン・ホワイト、キーボーディストのジェフ・ダウンズ、シンガーのジョン・デイヴィソン、ベーシストのビリー・シャーウッドで構成されています。

1969年2月にはアメリカのアトランティック・レコードと契約し、7月にファースト・アルバム「Yes」をリリース。翌年の1970年7月にはセカンド・アルバム「Time and a Word」をリリースします。この2枚のアルバムでは、オリジナル曲やロック、ポップス、ブルース、ジャズのカバーをアレンジして演奏。その音楽性はビートルズなどに影響を受けたサイケデリック・ロックでした。

1970年4月にピーター・バンクスが脱退し、後任にスティーヴ・ハウが加入すると、1971年2月にプログレッシヴ・ロックに方向性を変えたサード・アルバム「The Yes Album」をリリースします。このアルバムは全英4位、全米40位と認知度を上げることに成功。

1971年7月31日のコンサートを最後にトニー・ケイが脱退し、後任にリック・ウェイクマンが加入します。

以降、1971年11月の「Fragile(こわれもの)」、1972年9月の「Close to the Edge(危機)」などの傑作アルバムを次々と発表していきます。

1978年「Tormato」発表後に結成10周年ツアーを開始。ツアー終了後の1979年にパリで新作のリハーサルが頓挫し、アンダーソンとウェイクマンが脱退。

ヴォーカルとキーボードを失ったイエスは、同じマネージメントに所属し、「Video Killed The Radio Star(ラジオ・スターの悲劇)」をヒットさせていたバグルスからトレヴァー・ホーン、ジェフ・ダウンズを加入させ、この編成で1980年に「Drama」を発表。アメリカとヨーロッパでツアーを行なうものの、評価も観客動員も良い結果を残せなかったこともあり、ツアーを終えたイエスは活動を停止しました。

1983年、イエスはトレヴァー・ラビンを含む新しいメンバーで再結成し、より商業的でポップな音楽を志向した方向性を打ち出しました。その結果、全米No.1シングル「Owner of a Lonely Heart」を収録したアルバム「90125」(1983年)は、最も高いセールスを記録しました。

1988年にはジョン・アンダーソンが再び脱退し、イエスの旧メンバーとアンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウを結成。イエスは二つに分裂します。

1990年から1992年にかけては、アンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウと合併し「Union」(1991)とそのツアーを経て、8人編成で活動しました。

1994年以降、様々な成功を収めたアルバムをリリースし、2004年までのツアーを成功させます。4年間の休止を挟み、2008年にツアーを再開。2015年にはオリジナル・メンバーのクリス・スクワイアが亡くなりますが、バンドは継続。現在までライブ活動をおこなっています。

イエスで一番好きな曲

イエスはプログレッシヴ・ロック期の1970年代の作品群が好きで、特に「Fragile(こわれもの)」、「Close to the Edge(危機)」の2作は聴き込みました。

イエスで一番好きな曲「この1曲」もやはりこの辺りのアルバムから候補があがりました。組曲のように壮大でアンサンブルもすごいとしか言いようがない「Heart of the Sunrise」、19分近くある長尺な曲であるにもかかわらず、一音一音が緻密に練り上げられている感じがして、これも壮大でドラマティックな「Close To The Edge」など。

そんな中、選んだ曲は「Fragile(こわれもの)」収録の1曲目「Roundabout」。これも8分と長めの曲ですが、最後まであっという間な感じがします。スティーヴ・ハウの印象的なアルペジオから始まり、ドライブするリズム隊がめちゃくちゃタイトで疾走感を演出。そしてリック・ウェイクマンのキーボードが随所でキラキラ光っています。ジョン・アンダーソンのヴォーカルも透明感がありながら、しっかりと存在感もあり、コーラスワークも美しい。こういった複雑で面白い曲を可能にさせた背景には録音技術の向上があったと思いますが、この頃のイエスはほかのプログレ・バンドと比較しても、喜びに溢れていて、本当に楽しそうに曲を作っているなと感じます

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