独特なポップを極めたバンド
ミュージシャンやバンドたちの曲の中から一番好きな曲を選んで紹介していく「この1曲」。
今日はXTCについて。
XTCはイングランド・ウィルトシャー州スウィンドン出身のロック・バンド。
デビュー当時のメンバーは以下の通り。
- アンディ・パートリッジ(ヴォーカル、ギター)
- コリン・モールディング(ヴォーカル、ベース)
- テリー・チェンバース(ドラムス)
- バリー・アンドリューズ(ヴォーカル、キーボード、ピアノ)
1972年に結成されたXTCは1977年にヴァージン・レコードからデビュー。
当時はパンク、ニュー・ウェイヴのムーヴメントに乗っかるかたちでした。
昨日のポリスもそうですけど、音楽性は違うんだけど、それっぽい格好で出て行こうみたいな感じですね。
そんな思惑も当たってか、1978年にファースト・アルバム「White Music」をリリースして好評を得ます。
その後、セカンドアルバムの「GO2」、1979年の「Drums and Wires」、1980年の「Black Sea」、1982年の「English Settlement」、と傑作を発表。
彼らの音楽性は独特のポップ色を強めていきます。
私がXTCを知ったのは1989年の「Oranges & Lemons」でした。
当時はハードロックもパンクもフォークもサザンロックもなんでも聴いていた時期。
こんなにポップでメロディが秀逸なバンドがあるんだと、
時代からすると少し異質ではあるものの、このアルバムはすごく好きでした。
ジャケットもポップでいいんすよね。
このアートワークにも当時影響受けました。
その後、ヴァージンとの仲がこじれ、メンバーが減っていき、長いブランクを作り、最後はアンディ一人になってしまいました。
「Apple Venus」シリーズは大好きだったんで残念なんですけどね。
XTCで一番好きな曲
XTCで一番好きな曲の前にアルバムなんですけど、
XTCの場合、一番好きなアルバムって意見が分かれるところもあると思うんですよ。
私は「Black Sea」、「English Settlement」あたりももちろん好きなんですけど、
「Skylarking」以降が好きで、特に、世間一般的には不評?な「Nonsuch」が大好き。
リアルタイムってこともあるのかもしれないですね。
「この1曲」には「The Disappointed」を選びたいと思います。
爽快感あふれるポップな曲に政治色の強い歌詞。
アンディの魅力満載です。
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