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リンゴ・スターのおすすめ「この1曲」

この1曲
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ピース・サインがトレードマーク

今日からビートルズのメンバーのソロ活動で「この1曲」やってみます。まずはリンゴ・スターから。
リンゴは1940年生まれで現在81歳。昨年には新作EP「Zoom In」を発表するなど元気に活動中ですね。ビートルズの中でも他の3人との関係がよかったリンゴ。ジョンが「How Do You Sleep?」の中でポールをひどく罵しる歌詞を書いていたのをリンゴが注意し、軌道修正させたというエピソードは彼の人柄が現れていて大好きなエピソードのひとつです。

そんなリンゴ・スターがソロ・ミュージシャンとして活動を始めたのはビートルズが解散する直前の1970年3月でした。初のソロ・アルバム「Sentimental Journey」はアメリカのスタンダード・ナンバーのカバーを収録したもの。1973年に発表した「Ringo」ではビートルズの4人が参加し、全米1位を獲得。つづく1974年の「Goodnight Vienna」も全米8位とヒットします。シングルもジョージと共作した「Photograph」、ジョニー・バーネットのカバー「You’re Sixteen」が全米1位を獲得します。

You’re Sixteen

しかしアトランティックに移籍後はヒットに恵まれず契約を打ち切られたり、自身の病気、自宅の火事と踏んだり蹴ったり。80年代に入っても、ジョン・レノンの死、アルバムがアメリカとイギリスでリリースされない、アルコール依存症に陥るなど不遇の時代を過ごします。

それでもポールやジョージとの関係は良好でアルバムやコンサートに参加。1989年にはアルコール依存症を克服。自身のバンド「リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド」を結成し、ツアーをおこない、日本公演も実現しています。

1992年には9年ぶりとなるアルバム「Time Takes Time」を発表。活動を活発化させます。以降は現在に至るまでコンスタントにアルバムを発表し、ツアーにも出て、来日も5度を数えます。

リンゴの写真は笑顔&ピース・サインでおさまっていることが多いですね。作品にも愛と平和を願うリンゴの想いが反映されているものが多くありますし、活動家としてもアクションし続けています。

リンゴ・スターで一番好きな曲

リンゴ・スターのソロ・アルバムをちゃんと聴いたのは大学生の頃でした。他の3人のソロ作は結構掘ってはいましたが、貧乏学生はリンゴにはなかなか手が延びずという状況でしたね。リンゴがヴォーカルをとっている曲はビートルズのアルバムの中で、どこか牧歌的で明るく、ほっこりする独特の個性がありました。ソロになってもその魅力は健在で、特に初期の作品、「Ringo」や「Goodnight Vienna」はビートルズ・メンバーの参加もあり、夢の続きを見ているような感覚です。

私がリンゴを聴き始めた90年代は久々のアルバムを出したり、自身のバンドを結成したりで、活発になってきた頃。以降のアルバムも70年代に負けない良さがあります。

私が選ぶリンゴ・スターの「この1曲」は70年代の曲から「You’re Sixteen」、「(It’s All Down to) Goodnight Vienna」、「Back Off Boogaloo」、「I’m the Greatest」。90年代以降から「Never Without You」、「Weight Of The World」などなど、考え出した時には思ってもみなかったほど多くの候補が挙がりました。

本当に粒揃いで悩みましたが、最終的に選んだ曲は2008年に発表されたアルバムのタイトル曲「Liverpool 8」です。故郷リヴァプールに思いを馳せた曲。歌詞にはジョージ、ポール、ジョンの名前も登場してかなり胸熱です。

Liverpool 8

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