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ジョージ・ハリスンのおすすめ「この1曲」

この1曲
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もう一人の天才

今日は前回に引き続き、ビートルズ・メンバーのソロ活動特集第2回。ジョージ・ハリスンで一番好きな曲「この1曲」を取り上げます。

ジョージ・ハリスンは1943年生まれで、ビートルズのメンバーでは一番の年下です。ビートルズのアルバムには2曲しか採用されず、発表の機会や自由な演奏を求めていたジョージ。映画「Get Back」の中でも一時脱退するなど、彼の苦悩を窺い知ることができます。ちなみに「Get Back」はディズニープラスで視聴できます。月額990円で加入できるので、仮に「Get Back」だけ観てその月のうちに退会すれば990円。映画館で一本観るより安いですよ。

実際ビートルズ時代にジョージが作曲した「Something」、「Here Comes The Sun」、「While My Guitar Gently Weeps」といった楽曲をフェイバリットに挙げる方も多くいる名作。ビートルズにはもう一人の天才作曲家がいたことはグループのサウンドに彩りを与えるとともに、解散するひとつの要因でもありました。

Something

ビートルズのメンバーとして最初にソロ名義でアルバムを出したのはジョージで、ジェーン・バーキンの映画「Wonderwall」のサウンドトラック盤「Wonderwall Music」(1968年)でした。翌年の1969年にも「Electronic Sound」を発表。前者はインド音楽もの、後者はモーグ・シンセサイザーを使った前衛音楽で、ジョージの音楽への好奇心が感じられる作品でした。

こうした状況の中1970年4月にポールがグループから脱退し、ビートルズが解散。ジョージはこれまで溜まりに溜まっていたフラストレーションと曲を一気に解放します。それが、1970年11月に発表され、ジョージの最高傑作ともいわれる「All Things Must Pass」。実に23曲!クラプトン、リンゴ、ビリー・プレストン、バッド・フィンガーなど多彩なメンバーが参加したこの作品は全米・全英で1位を獲得。シングルカットされた「My Sweet Lord」や「What is Life」も大ヒットします。

My Sweet Lord

1971年8月には、飢餓や疫病、貧困に苦しむバングラデシュの難民を救うため、世界で初めての大規模なチャリティ・コンサートを開催。ライブの模様を収めた「The Concert for Bangla Desh」は1972年度のグラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞します。つづく「Living in the Material World」も完成度の高い作品でビルボードで5週連続1位と大ヒット。

つづく「Living in the Material World」も完成度の高い作品でビルボードで5週連続1位。しかしこの頃から自身の喉の不調、「My Sweet Lord」の盗作問題訴訟、70年代後半になると妻パティとの離婚などを抱え、セールスも徐々に下降線をたどり、80年代には音楽からセミリタイヤの状態になります。

ジョージが復活するのは1987年に5年ぶりに発表されたアルバム「Cloud Nine」。全米8位を獲得し、シングル「Got My Mind Set On You」は久しぶりの全米1位。1970年代生まれの私はここからがリアルタイムで聴いた世代ですが、当時ラジオやテレビで「Got My Mind Set On You」がよく流れていましたのを思い出します。

その後は1988年にジェフ・リン、トム・ペティ、ボブ・ディラン、ロイ・オービソンと組んだ覆面バンド、トラヴェリング・ウィルベリーズを結成。1991年にはクラプトンとのジョイント・コンサートで実に25年ぶりの来日を果たします。1993年には「ビートルズ・アンソロジー」プロジェクトが開始。「Free As A Bird」がビートルズ名義で発売されたときには歓喜しました。

ジョージ・ハリスンは肺がんと脳腫瘍を併発し、2001年11月29日に亡くなりました。突然の訃報に1週間くらいは呆然と過ごしたのを思い出します。遺作となった「Brainwashed」は息子ダーニとジェフ・リンが編集し直して2002年11月にリリースされています。

ジョージ・ハリスンで一番好きな曲

ジョージも「Wah-Wah」、「Run Of The Mill」、「Give Me Love(Give Me Peace On Earth)」、「The Light That Had Lighted The World」、「You」、「Fish On The Sand」などなど名曲多数ですね。。。で、3曲までは絞りました「My Sweet Lord」、「What Is Life」、「Got My Mind Set On You」。うーん。どれも好き。最終的に選んだ「この1曲」は「Got My Mind Set On You」。やはり私が最初に聴いたソロ曲ですし、なにか吹っ切れたような明るさとキャッチーさが決め手となりました。今でも無意識に口ずさんでいるのはこの曲です。私と同世代の方には納得いただける選曲じゃあないでしょうか?

Got My Mind Set On You

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