日本のミクスチャー・ロックバンドの先駆け的存在
今日はニューエスト・モデルで一番好きな曲「この1曲」を取り上げます。
ニューエスト・モデルは1985年に結成された日本のロックバンド。ソウル・フラワー・ユニオンの前身。
メジャーデビュー時のメンバーと担当楽器は以下の通り。
- 中川敬(ヴォーカル、ギター)
- 奥野真哉(キーボード)
- 鈴木友之(ベース)
- 田中”ベン”勉(ドラムス)
レモン・スクイーザーなどのバンドでギタリストとして活動していた中川敬が、みずからヴォーカルも担当するバンドとして結成。
最初はパンク・ロック的なアプローチからスタートし、徐々にサイケ、ソウル、ファンク、スワンプなどをミックスした音楽性に進化し、日本のミクスチャー・ロックバンドの先駆け的な存在となりました。
1988年に自主レーベル、ソウル・フラワー・レコードを立ち上げ、1月にファースト・アルバム「Senseless Chatter Senseless Fists(センスレス・チャター・センスレス・フィスツ)」を、さらに9月にはセカンド・アルバム「Pretty Radiation(プリティー・ラジエーション)」をリリースします。
1989年には同じくソウル・フラワー・レコードに在籍していた盟友メスカリン・ドライヴとともにメジャー・レーベルであるキングレコードに移籍。7月に移籍後初のアルバム「Soul Survivor(ソウル・サバイバー)」をリリース。
その後も「Crossbreed Park(クロスブリード・パーク)」(1990)、「Universal Invader(ユニバーサル・インベーダー)」(1992)とアルバムをリリースし、1993年に解散。同時に解散したメスカリン・ドライヴと統合するかたちでソウル・フラワー・ユニオンを結成します。
ニューエスト・モデルで一番好きな曲
ヌルっと始まった邦楽シリーズですが、私にとってはニューエスト・モデルも外せないバンドのひとつです。しかし、このバンドも後追いでライブは未体験なのが残念なところ。とはいえニューエスト・モデル時代の名曲は今もソウル・フラワー・ユニオンのレパートリーになっているので、聴く機会も多いですね。
ニューエスト・モデルで一番好きな曲「この1曲」も、ソウル・フラワー・ユニオンとなった現在も演奏し続けている名曲。「Soul Survivor(ソウル・サバイバー)」収録の「こたつ内紛争」を選曲します。
もうこの曲はライブで絶対盛り上がる曲。畳み掛けるようなヴォーカル、転がるピアノ。勝手に体が反応します。
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