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ジャケ写経#002 “The Amazing Bud Powell Vol.1” Bud Powell

ジャケ写経

“The Amazing Bud Powell Vol.1” について

ジャケ写経#002は“The Amazing Bud Powell Vol.1” Bud Powell。ブルーノートの1503番となります。1500番台初期はSP盤の再編集盤なのですが、これも同じく、SPでリリースされたものをLP2枚(1503番と1504番)に再編集したものとなり、1503番は1949年と1951年の録音です。

この1503番にはファッツ・ナヴァロ(tp)と若き日のソニー・ロリンズ(ts)が参加した管楽器を含む構成と、バド・パウエルのピアノをフィーチャーしたピアノ・トリオの演奏が収められています。ちなみに盤によって曲目や順序が異なり、混乱しますが、オリジナル盤はバージョン違いの「Un Poco Loco」3連チャンで始まるというもの。すごい出だしですよね。聴き始めた頃は「なんで一緒の曲ばかり入ってんのや?」と戸惑いましたが、この演奏を聴けばバド・パウエルの凄さが伝わってくるという意味ではこれで良いのだと今は納得しています。怒涛のようなバドのプレイに負けじとマックス・ローチのドラムスもアグレッシブで凄いですね。

ジャケットは写真がフランシス・ウルフ、デザインはジョン・ハーマンセイダーが担当しています。最大限写真を生かすデザインでいさぎよいですね。また、この横顔がいい。バドのイメージってもう少しふっくらして貫禄のある感じなのですが、この写真はとても精悍で求道者的な様相です。タイトルの「The Amazing Bud Powell(驚くべきバド・パウエル)」を写真でうまく表現してます。「こいつ、すげぇから聴け」と言ってる感じがします。

LPとCDを持っていますが、CDは曲目、曲順がオリジナルとは異なりぐちゃぐちゃでした。でも聴き始めはCDからでしたし「Bouncing With Bud」から始まるこの曲順も馴染んでいるといえばそうなんです。ちなみにLPは日本盤(キング盤)。

“The Amazing Bud Powell Vol.1” を描いてみた

iPadのAdobe FrescoというアプリでApple Pencilを使って描いています。2作目ということでアプリ、Apple Pencilの扱いには少し慣れてきてます。そして、絵として何か特徴が欲しいと感じていて、今回、縦方向のストロークのみで陰影をつけていく手法を取り入れています。

この手法、美術系予備校で鉛筆デッサンを描いていた時にたまに使っていたもの。うちの予備校で流行っていて、当時は「雨降りデッサン」なんて呼んでいました。これが音楽を表現するのに役立つんじゃないかって思ってやってみたところ、演奏の空気感みたいなものが表現できてなかなかおもしろい。

コントラストが強くて陰影がはっきりしている箇所と、背景と顔が溶け込むような箇所があり、そこをどう描き分けるかがポイントだったと思います。そして改めて気づいたのは、この写真、盤によって明るさがかなり違う。私が持っている盤よりもオリジナルは明るいんです。今回はオリジナルに近い印象に仕上げています。

今回の縦ストロークの手法に可能性を感じ、まだ、手探りながら、これを続けてみようと次回作に挑むことになります。

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