ジャケ写経#001 “Miles Davis Vol.1” Miles Davis

ジャケ写経
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はじめに

新しく始める投稿「ジャケ写経」。大好きなアルバムのジャケットをiPadで模写していき、絵について、そのアルバムの音楽や思い出について描いていければと思っています。

昨年12月に手首を骨折し、そのリハビリも兼ねてiPadで絵を描こうと思い立ったのが6月。せっかく描くんだから好きなミュージシャンを取り上げたい。じゃあ、アルバム・ジャケットを描いてみようということで始めました。

手首の方は特定の動きで痛む状況にあまり変わりはないですが、日常生活を送る上で、また、絵を描くにあたっては全く影響はなく、痛みとはうまく付き合っていくほかないなと思っています。

私はデザインを生業にしており、地方の芸大のデザイン科を卒業しています。しかし普段の制作にスケッチ程度に描くことはあっても、ここまで時間をとり、継続的に絵を描いているのは大学以来。いや美術予備校以来かもしれません。

絵の技術は結構鈍っていますが、描いていて楽しく、また、Twitterで投稿するたびに反応をいただけてうれしくなります。これは趣味としてずっと続けていけるのかもしれないと感じています。
この「ジャケ写経」、あまり制限を設けずにやっていこうと思いますが、

  • 音楽とアートワークの両方が好きなアルバムを描く
  • アルバムを味わい直す
  • 写経することでデザインを深く理解する

この3点については徹底していきたいなと考えています。
また、音楽と絵の好きな方と投稿を通じてお話しできたら嬉しく思います。よろしくお願いします。

“Miles Davis Vol.1” について

「ジャケ写経」記念すべき第1回目は“Miles Davis Vol.1” Miles Davis。ブルーノート1500番台の始まり、1501番にナンバリングされた記念碑的な作品です。私もこのアルバムから描き始めてみようと思います。

マイルス・デイヴィスは1952年、53年、54年と毎年ブルーノートでの録音をおこない、それぞれSP盤5013、5022、5040としてリリース。5曲の別テイクを追加し、1956年にLP2枚に再編集して発売されたのが1501番と1502番ということになります。マイルスはこの頃ジャンキー状態だったといいますが、演奏はどれも素晴らしく1500番台の初っ端を飾るに相応しい出来となっていますね。中でも「Dear Old Stockholm」がお気に入りの1曲で、出だしからマイルスの情感溢れるトランペットがリードしていきます。この曲を聴きたくて何度針を落としたんだろうという感じ。

ジャケットはフランシス・ウルフの写真、そしてデザインは、リード・マイルスとジョン・ハーマンセイダーの二人が担当しています。改めて思うのは上部には何も情報を入れないというデザインの大胆さ。ジャケット全面に何かしらの情報をちりばめてアピールするのがセオリーなところを、あえて何も入れないことで強烈な個性を発揮。逆に目立ちます。余白を大きく取るために文字情報も行間をあえて無くし写真とくっつけていて、もう、さすがとしか言いようがありません。
私はLPとCDを両方所有していますが、LPを手に入れた時は嬉しかったですね。部屋に飾るインテリアとしても最高の一品です。これはフランス盤でしたが、ヤフオクで割と安価で落札できました。オリジナル盤と比べると写真のカット位置が違うのと、ナンバリングが余白右上にあるのが残念ポイント。いつかはオリジナル盤のジャケットを手に入れたい作品です。

“Miles Davis Vol.1” を描いてみた

さて、音源も聴きながら描き出しましたが、最初なので、まだ全然手探りで色々試しながらでしたね。少し雑な印象もありますが、同時に勢いみたいなものも出ているのか。私は右利きなのでストロークの方向は右上から左下が普通で、ここでも同様のストロークです。

1501、1502と2枚に渡ってマイルス・デイヴィスに割り当てられていますが、ジャケット写真に写っているのはマイルスとJJジョンソン。両方に参加しているのがこの二人だけなんですよね。指にタバコをはさんだマイルスと紫煙の奥で演奏するJJ。そしてコントラストが高い金管。このあたりが描きどころでした。この頃はまだ手首の痛みも気になっていたので、制作時間も結構長め。これが初めての「ジャケ写経」でしたが、なかなか楽しく、改めてデザインを確かめることができました。この調子でブルーノートのアルバムをやってみようと制作を進めていくことになります。

マイルス・デイヴィス Vol.1+3
ユニバーサル ミュージック

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