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ジョージ・ウィンストンのおすすめ「カバーの名曲」

カバーの名曲
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今日の「カバーの名曲」はジョージ・ウィンストンがカバーした「Walking in the Air」を取り上げます。

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ハワード・ブレイク「Walking in the Air」

Walking in the Air」は1982年のアニメーション作品「The Snowman」の挿入歌。イギリスの作曲家、ピアニストのハワード・ブレイクが作詞・作曲し、セント・ポール大聖堂少年聖歌隊のメンバーだったピーター・オーティが歌っています。私はスノーマンが大好きで、この時期になると思い出しては観ているのですが、このアニメーションのハイライトともいえる空を飛ぶシーンで流れるのが「Walking in the Air」。透き通った声、美しくドラマティックなメロディが映像とリンクして相乗効果をもたらしています。

ボーイ・ソプラノの歌唱としてはアレッド・ジョーンズのヴァージョンが有名で1985年にイギリスのシングル・チャートで5位を記録しています。アレッド・ジョーンズはマイク・オールドフィールドの「Pictures in the Dark」にも参加。当時はアイドル的な人気を博しました。

女性ヴォーカルでは、アイルランドの音楽グループ、ケルティック・ウーマンに所属するクロエ・アグニューの歌唱が美しいですね。2004年に同名のアルバム「Walking in the Air」をリリースしています。

変わったところではレインボーも7枚目のアルバム「Bent Out of Shape」でインストゥルメンタル・ヴァージョンの「Walking in the Air」をレコーディングしています。1983年のリリースで、なかなか時代を感じるアレンジですが、リッチー・ブラックモアの泣きのギターはカッコいいですね。

ジョージ・ウィンストンの演奏

ジョージ・ウィンストンは1970年代から数多くのソロピアノの作品集を残していますが、「Walking in the Air」は大ヒット作であり、グラミー賞も獲得した1992年の作品「Forest」に収録されています。若干ペースを落とした演奏で、一音一音を噛み締めるように、アニメーションとはまた別の情感を表現しています。2:52から始まる原曲にはない新たな解釈のパートも美しく、力強い。

ジョージ・ウィンストンは四季のシリーズやこの「Forest」など、自然をモチーフにしたアプローチが秀逸で四季に見合った曲が存在し、私も折に触れてアルバムを聴きますが、この時期はやっぱりこの曲を聴きたくなりますね。

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