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シカゴのおすすめ「この1曲」

この1曲
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1970年代から1980年代にかけてヒット曲を連発

今日はシカゴで一番好きな曲「この1曲」を取り上げます。
シカゴは1967年にアメリカ・イリノイ州シカゴで結成されたロックバンド。

オリジナル・メンバーと担当楽器は以下の通り。

  • ピーター・セテラ(ベース、ヴォーカル)
  • テリー・キャス(ギター、ヴォーカル)
  • ロバート・ラム(キーボード、ヴォーカル)
  • リー・ロクネイン(トランペット)
  • ジェームズ・パンコウ(トロンボーン)
  • ウォルター・パラゼイダー(サックス、フルート、クラリネット)
  • ダニー・セラフィン(ドラムス)

もともとビッグ・シングという名前でカバー・バンドとして地元シカゴで活動していましたが、徐々にオリジナル曲を増やしていきます。1968年6月にカリフォルニア州ロサンゼルスに移り、コロンビア・レコードと契約。シカゴ・トランジット・オーソリティを名乗ります。

1969年4月にファースト・アルバム「Chicago Transit Authority」をリリース。ファースト・アルバムとしては珍しいダブル・アルバムでしたが、全米アルバム・チャートで17位を記録し、1970年までに100万枚以上のセールスを記録。プラチナ・ディスクを獲得しました。このアルバムのリリース後、バンド名をシカゴと改めます。

ファースト・アルバムから1年も経たない1970年1月、バンドは「Chicago」というタイトルのセカンド・アルバムをリリース。これも2枚組でした。このアルバムは全米4位を記録。つづく1971年1月には3作連続ダブルアルバムとなる「Chicago Ⅲ」をリリースし全米2位を記録します。1971年10月にはカーネギーホールでのライブを収めた4枚組アルバム「Chicago at Carnegie Hall」をリリースし全米3位となりました。

1972年7月「Chicago V」をリリース。初めて全米1位を獲得しました。以降、1973年6月「Chicago Ⅵ」、1974年3月「Chicago Ⅶ」、1975年3月「Chicago Ⅷ」と連続して全米1位を獲得し、1975年11月にリリースされた初めてのベスト盤「Chicago Ⅸ: Chicago’s Greatest Hits」も全米1位。全米で500万枚以上を売り上げる大ヒットとなります。

1976年6月の「Chicago Ⅹ」はバラード「If You Leave Me Now」を収録。全米チャートで2週間、全英チャートで3週間にわたって首位をキープしました。 この曲は初のNo.1シングルであり、グラミー賞を受賞しました。 アルバムは全米3位を記録。1977年9月には「Chicago Ⅺ」をリリースし、全米6位を記録。

1978年1月23日、テリー・キャスは弾が入っていないと思っていた銃からの自爆で死亡。中心メンバーだったキャスの死でバンドは存続の危機を迎えますが、活動継続を決定し、後任にドニー・デイカスを加入させます。

1978年4月のアルバム「Hot Streets」はシカゴでは初めて数字ではなくタイトルをつけたアルバムで、ジャケットにバンドの写真を使用したのも初めてでした。このアルバムは全米12位を記録。キャスが好んでいたジャズ・ロックの方向性からやや離れ、よりポップな曲やバラードへと移行しました。

1979年8月のアルバム「Chicago 13」は全米21位と初めて20位以内を逃し、ツアー後にはデイカスが脱退します。

1980年7月の「Chicago XIV」は全米71位となり、コロンビアは1981年にシカゴとの契約を解除。契約の穴を埋めるため11月にベスト盤をリリースします。

ワーナーに移籍し、デヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎え制作された1982年のアルバム「Chicago 16」では、初めて外部の作曲家と仕事をし、スタジオミュージシャンを招き入れ、シンセサイザーなどの新しいテクノロジーを使ってサウンドをアップデート。トレードマークだったホーン・セクションを後退させ、場合によっては全く使わないこともありました。アルバムは全米9位と復活を果たします。

1984年の「Chicago 17」はバンド史上最も売れたアルバムとなり、現在までに全米で600万枚以上をセールスしています。

シカゴでの活動と同時に、ピーター・セテラはソロ活動を始めていました。ソロ活動に専念するためにセテラは1985年の夏にシカゴを脱退。ソロで数々のヒット曲を生み出し、成功を収めます。

セテラ脱退後も1986年「Chicago 18」、1988年「Chicago 19」、そして1989年に3作目のベスト盤「Greatest Hits 1982–1989」をリリースしていきます。

1990年以降もメンバーの交代を経てアルバムをコンスタントにリリースしていきます。最新作は2019年の「Chicago Christmas」で、現在までに37枚のアルバムを発表。全世界での売り上げは1億2000万枚を超えてます。

シカゴで一番好きな曲

シカゴも小さい頃から生活環境でずっと流れていたバンドで、知らず知らずのうちに体に染み付いている音楽です。ピーター・セテラの透明感のあるヴォーカルがフィーチャーされたバラードも最高ですが、私は初期のブラス・ロック期が大好きで、ファーストからVIくらいまでが特にお気に入りのアルバムです。

シカゴで一番好きな曲「この1曲」は初期の「25 or 6 to 4」、「Beginnings」、「Movin’ In」、「Darlin’ Dear」など一般的なシカゴの印象とは少し異なるような渋い曲が候補に挙がります。方や、チャートを賑わせた「If You Leave Me Now」や「Hard to Say I’m Sorry」も外し難い。なかなか悩ましかったですが、「Chicago V」収録の名曲「Saturday in the Park」を選曲。

優れた3人のヴォーカリストを抱えるシカゴですが、中でもロバート・ラムのピアノとヴォーカルが好きなんですよね。初期はホーン・セクションがいい感じで絡みますし、この頃の音はやっぱり最高です。

シカゴV
ワーナーミュージック・ジャパン

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