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ブラッド・メルドーのおすすめ「カバーの名曲」

カバーの名曲
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今日の「カバーの名曲」はブラッド・メルドーがカバーした「Bitter Sweet Symphony」を取り上げます。

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ザ・ヴァーヴ「Bitter Sweet Symphony」

Bitter Sweet Symphony」のオリジナルはザ・ヴァーヴが1997年9月に発表した3枚目のスタジオ・アルバム「Urban Hymns」のリード・トラックです。冒頭のストリングスは、1965年のアンドリュー・オールダム・オーケストラによるローリング・ストーンズの曲「The Last Time」のレコーディングからサンプリングされていて、これがいくつかの法的論争を巻き起こしました。結果、ミック・ジャガーとキース・リチャーズがソングライティング・クレジットに加わり、同曲の印税はすべて元ローリング・ストーンズのマネージャーであるアレン・クラインに渡りました。しかし、2019年4月、ミックとキースがこの曲の権利をすべてリチャード・アシュクロフトに譲渡。めでたしめでたしです。

私はザ・ヴァーヴの「この1曲」にはこの曲を選んでいて大好きなナンバー。MVがカッコよくて何度観てもハラハラさせられます。

サンプリングの元となったアンドリュー・オールダム・オーケストラの「The Last Time」も原曲からテンポを落とし、サイケデリックな印象で素晴らしい作品です。

他のバージョンとしては、ビヨンセが自身の曲「If I Were A Boy」と「Bitter Sweet Symphony」をミックスしたものが有名ですね。

他にも、リンプ・ビズキットがモトリー・クルーの「Home Sweet Home」と「Bitter Sweet Symphony」をミックスしているバージョンも存在していてこちらも面白い仕上がり。

ブラッド・メルドーの演奏

ブラッド・メルドーはこのブログでも何度も紹介していますが、ロック曲の秀逸なカバーが多く残されていて、ロックを聴いて来た人がジャズにのめり込むきっかけを作ってくれる人ですね。ブラッド・メルドーがカバーした「Bitter Sweet Symphony」もさすがの仕上がり。2015年発表の「10 Years Solo Live」で聴くことができます。15分と長いですが、6分くらいから原曲をメルドー流に解釈し再構築した旅が始まります。そんなとこまで行ったら戻ってこれなくなるよと思いながら聴いていると、良い頃合いで戻ってきてくれる。後半はキンクスの名曲「Waterloo Sunset」も巻き込み、独特の世界観を構築しています。こんなの現場で聴いたら泣いてしまうかもしれないです。

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