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10 songs playlist #7 【ピアノトリオ-2】

音楽全般

9月になったのにまだ夏真っ盛りですが、みなさん体調など崩されていないでしょうか。
最近モールに買いものに行ったんですけど、秋物の服が売っていて。ちょっとまだ考えられないですね。長袖シャツ1枚で過ごせる季節が一番好きなんですけど、まだ2か月程度は半袖なんでしょうか。。。私、モリカゲシャツが好きなんで長袖買いにそろそろ京都行きたいんですけどね。
だいぶ長い間暑さにさらされているので体調管理に気をつけて過ごしていきたいですね。
しかし、こうも暑いと枕が同じ話になっちゃっていかんですね。

さて、前回は「ピアノトリオ」をテーマに10曲選んでみたのですが、流れやバランスなんかで入れられなかった曲たちでも、前回をしのぐ10曲の並びを作れるかもしれない。というわけで続編「ピアノトリオ-2」を作ってみました。

Unspeakable World / GoGo Penguin

オープニングはゴーゴー・ペンギンの「Unspeakable World」。2016年発表の3rdアルバム「Man Made Object」に収録されています。
生音でエレクトロニカを演奏するのが特徴的なバンドですけど、この曲なんかもう顕著に出てますよね。ピアノのクリスはよくもまあ、こんな複雑で左右で全く違うフレーズを弾けるもんだなといまだに驚きますね。

Tintiyana / Dollar Brand

2曲目はダラー・ブランドの「Tintiyana」。ダラー・ブランドは南アフリカ出身のピアニストで、改名してアブドゥーラ・イブラヒムを名乗っていますが、90歳を迎えた現在もバリバリ活躍中です。
この曲、何度も録音されている本人もお気に入りの曲なんじゃないかなと思いますが、トリオで演奏されたこのドライヴ感が大好きなんですよね。

Ayeye / Amaro Freitas

アフリカからブラジルへ。3曲目はアマーロ・フレイタス「Ayeye」を選曲。2021年発表の3rdアルバム「Sankofa」に収録されています。
独特のリズム感/グルーヴ、美しいメロディ。このアルバムのまさしくこの曲で、私はアマーロにハマりました。アマーロのピアノだけでなく、脇を固める二人ジーン・エルトン(b)とウーゴ・メデイロス(ds)も素晴らしい演奏を繰り広げています。

Run Away / Kenny Drew Trio

4曲目はケニー・ドリュー・トリオの「Run Away」。1974年発表のアルバム「Dark Beauty」に収録されています。
このアルバムはずっとCDで聴いてきたのですが、最近LPを入手。演奏も録音も70年代の音って感じで最高。オープニングを飾るこの曲がまたいいんですよ。ペデルセンのベースが先行し、それを追いかけるドリューのピアノ。聴いていて楽しくなる1曲。

Unexpected Love / Nils Kugelmann

前半ラスト、5曲目はドイツのベーシスト、ニルス・クーゲルマンの「Unexpected Love」。2023年発表のデビュー・アルバム「Stormy Beauty」に収録されています。
ゆったり始まってどんどん加速していくのが心地よい曲。和訳すると「予期せぬ恋」ですか。加速していくのもわかりますね。私にとっては記憶ももう遠い昔ですがね。甘酸っぱい美メロは大好物です。

Ecaroh / Horace Silver

6曲目はホレス・シルヴァーの「Ecaroh」。1956年に発表されたアルバム「Horace Silver Trio & Art Blakey–Sabu」に収録されています。このアルバム好きなんです。
ファッションもめちゃくちゃ洒落てるシルヴァーのかっこいい曲。あんまり良い言い方じゃないかもしれないですけど、シルヴァー独特のシニカルさがあって味わい深い。最近ではマカヤ・マクレイヴンの「Deciphering The Message」でも取り上げられてます。

Sunrise / Ashley Henry

7曲目はアシュリー・ヘンリーの「Sunrise」。2019年に発表されたデビュー・アルバム「Beautiful Vinyl Hunter」に収録されています。このアルバムは現代のロンドン・ジャズ界隈の隆盛を象徴するような1枚と個人的には思っていて、楽曲もゲストを多く迎えた演奏も素晴らしく、バラエティに富んだ内容。
この曲は疾走感があり、その中で気持ちよく弾きまくってますね。

Cleopatra’s Dream / Bud Powell

8曲目はバド・パウエル「Cleopatra’s Dream」を選曲。1959年発表の「The Scene Changes: The Amazing Bud Powell Vol. 5」に収録されています。バド・パウエルは前回入れられなかったので今回は絶対入れたいと思っていました。楽曲は現在でもジャズの人気曲には入ってくるでしょうし、ポール・チェンバース(b)とアート・テイラー(ds)と鉄壁のサイドメンで演奏の完成度は頂点ですね。これは。

Music For Three-Piece-Orchestra: Edge / 上原ひろみ

9曲目は上原ひろみの「Music For Three-Piece-Orchestra: Edge」。2005年発表の3rdアルバム「Spiral」に収録された組曲のうちの1曲です。攻撃的でハードロッキン!たまらないです。私、この曲よく脳内で流れてます。特に仕事中に。後半のダイナミックな曲調の変化も作曲家としての彼女の才を存分に楽しめる気持ちいい曲です。

La Fiesta / Chick Corea, Christian McBride, Brian Blade

ラスト10曲目はチック・コリアのトリロジー・シリーズから彼の代表曲のひとつ「La Fiesta」。2018年に発表された「Trilogy」シリーズの2作目、「Trilogy 2」に収録されています。
気心知れたふたりに支えられ、チックは気持ちよさそうに情熱的なあのフレーズを繰り出していきます。ブレイドはエネルギッシュに演奏しつつ機を見て波紋の一撃を与え、マクブライドはふたりの音を聴き反応良く答えます。
今年3作目の「Trilogy 3」も発表されましたが、このトリオがもう聴けないのはやっぱり悲しいです。

Trilogy 2
Concord Records

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