4月になり名古屋はポカポカです。しかし、コンクリート造りの仕事場がどうも寒くていまだにフリースを着ながら仕事をしています。ちょうど良い陽気はごく短い期間ですぐに暑くなるんでしょうね。新年度も始まり、街では初々しい姿が散見されます。季節に関係なく、てっぺんジャズはアク強めの選曲になりました。
2023.4.2 Quincy Jones / Birdland
クインシー・ジョーンズが1989年に発表した傑作アルバム「Back On The Block」から、ウェザー・リポートのカヴァー曲。Personnelは書ききれないので割愛しますが、この曲にはマイルスも参加してソロを決めてますね。他にもエラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、ディジー・ガレスピー、ジョージ・ベンソンなどなど豪華なメンバーでの録音。
2023.4.3 Rahsaan Roland Kirk / Spirits Up Above
ローランド・カークが1969年に発表した「Volunteered Slavery」は、前半がスタジオ録音で後半が1968年のニューポート・ジャズ・フェスティバルでのライヴ録音という変則盤。私はカークのアルバムの中でも1、2を争うような愛聴盤です。
Personnel
Roland Kirk (ts)
Ron Burton (p)
Sonny Brown (ds)
Joseph “Habao” Texidor (tambourine)
The Roland Kirk Spirit Choir (chor)
2023.4.4 John Coltrane / Aisha
アトランティック最後の録音かつ、私の一番好きなアルバム。1961年発表の「Olé Coltrane」から、マッコイ・タイナー作のバラード。ハバード、ドルフィーも参加。この3管は豪華ですね。それぞれのソロ、いちいちいい音鳴らしてます。
Personnel
John Coltrane (ts)
Freddie Hubbard (tp)
Eric Dolphy (as)
McCoy Tyner (p)
Reggie Workman (b)
Elvin Jones (ds)
2023.4.5 The Wooden Glass / In The Rain
1972年に発表の「The Wooden Glass Recorded Live Featuring Billy Wooten」は熱気まで伝わるライヴ盤。夜聴きたいアルバムですね。雨が降れば尚更この曲が聴きたくなります。
Personnel
Harold Cardwell (ds)
William Roach (g)
Emmanuel Riggins (org)
Billy Wooten (vib)
2023.4.6 Hank Mobley / Recado Bossa Nova
ハンク・モブレーが1966年にリリースした「Dippin’」は超有名盤ですね。私もこの「Recado Bossa Nova」目当てでアルバムを購入しました。モブレーもモーガンもキレのある演奏を聴かせてくれます。
Personnel
Hank Mobley (ts)
Lee Morgan (tp)
Harold Mabern, Jr. (p)
Larry Ridley (b)
Billy Higgins (d)
2023.4.7 Kenny Drew / Silk Bossa
ケニー・ドリュー・トリオがデンマークのレーベルSteepleChaseから1974年にリリースした「Dark Beauty」。私はこのアルバムがドリューの作品の中でも一番好き。ペデルセンのベースから始まるこの曲も最高です。録音もいい。
Personnel
Kenny Drew (p)
Niels-Henning Ørsted Pedersen (b)
Albert “Tootie” Heath (ds)
2023.4.8 Tom Misch / Take Me Back
トム・ミッシュが2014年に19歳で制作した作品。作曲、演奏、ミックス、マスタリングを全てひとりで制作。ビートとギターとの対話が続く本当に気持ちいい音楽。
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