出会いは「Harvest Moon」
ミュージシャンの「これ!」という1曲を選曲して紹介していく「この1曲」。
今日はニール・ヤングをとりあげます。
ニール・ヤングは1945年カナダ・トロント出身のミュージシャンです。
デビューは1966年のバッファロー・スプリングフィールド。
その後も、ソロ名義、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング、
クレイジーホースを率いたバンド形式と、様々なかたちでプロジェクトを行い、現在に至ります。
私がニール・ヤングに出会ったのは高校3年生のころ。
そのころはアメリカン・ロックを掘り下げている時期で、
ニール・ヤングも「Harvest Moon」をリリースしてチャートをあがっていました。
だから、長年のファンの方には怒られそうですが、
「Harvest」よりも先に「Harvest Moon」を聴いたと思います。
ニール・ヤングで一番好きな曲
ニール・ヤングもいろいろあって迷いますが、
私が選ぶ「この1曲」は「Like A Hurricane 」ですね。
2001年7月28日。フジ・ロック・フェスティバルでのライブを体験した私としては、
この曲は絶対外せない。
あの轟音、ねじ伏せていくようなギタープレイ、山の上でよく通るハイトーンのヴォーカル。
音が山に当たって跳ね返ってくるんですよね。あれはすごい。
もう20年くらい前の話ですが、今でもあのアツいプレイは思い出せます。
多分「Like A Hurricane」だけで20分くらい演奏してたと思います。
全体でも2時間以上のライブだったんで、普通に単独公演レベルの時間。
50代後半とは思えない充実したライブで大満足でした。
ライブ終わりの挨拶でニール・ヤングが笑ってて、
あとから雑誌で読みましたが、ニール・ヤングってあんまり笑わないそうですね。
それがあんなに満足そうだったので、ちょっと誇らしい気持ちになりました。
それぐらいみんなで盛り上がったライブだったんです。
フォークギターとハーモニカの弾き語りスタイルも好きですが、
やっぱりゴリゴリ攻めてくるクレイジーホースを伴ったバンドのライブがたまりません。
近年は体調を崩しているというニュースもあり、心配でしたが、
昨年には新作アルバムも発表し、活発に活動されているようでちょっと安心。
久々にクレイジーホースとともに来日公演なんてこともあるかもしれません。
その時はまた「Like A Hurricane」をプレイして欲しいですね。
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