今年も暑い夏がやってきました。まだまだ新型コロナウイルスは猛威を奮っており、われわれ音楽ファンが望むコンサートやフェスも安心して観ることができる状態ではありませんね。先日もロック・イン・ジャパンが中止となってしまいました。いい加減禁断症状が出てきちゃいますね。
そんな気分をなんとか自宅で解消しようということで、今日はAmazonプライム加入で無料で観ることができる音楽関連の映像コンテンツを紹介します。気になるコンテンツがあればアマプラ入っている人はもちろん、入っていない人も30日間無料体験があるので、体験してみてはいかがでしょうか。
ブルーノート・レコード ジャズを超えて
まずは、「ブルーノート・レコード ジャズを超えて」。このドキュメンタリーを観るとブルーノートの設立から発展、そして現在に至るまでの歴史を振り返ることが、ジャズ、ひいてはブラック・ミュージックの歴史を理解することにつながります。特に、最近のジャズがR&Bやヒップホップへアプローチして新たな音楽を創造している意味合いが腹に落ちます。
ロバート・グラスパー、デリック・ホッジ、アンブローズ・アキンムシーレなどが参加するブルーノート・オールスターズのセッションにハービー・ハンコックとウェイン・ショーターが参加する演奏も素晴らしいし、ルー・ドナルドソンのインタビューが観られるなど、魅力たっぷりの映画でした。
ブルース・ブラザース
つづいては「ブルース・ブラザース」言わずと知れた名作もプライムで観ることができます。私も久々に観ちゃいました。ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズ、ジョン・リー・フッカーなど出演陣は豪華。バンドもスティーヴ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダンとMG’sの面々が参加する演奏は最高ですし、スジがわかっていても楽しめる音楽映画ですね。
T2 トレインスポッティング
「トレインスポッティング」の20年後を描いた2作目「T2 トレインスポッティング」。おっさんになってもすごく魅力的な登場人物たちがもう・・・同じく私自身も歳を重ねていて自分を投影する場面もちらほら。元祖を見ていない人はまずそちらから観た方がいいですね。音楽映画ではないですが、前作同様、選曲が素晴らしい作品で、アンダーワールドの「Born Slippy NUXX」が引き続き主題歌。ほかにもイギー・ポップ、クラッシュ、ブロンディなど、音楽が重要な役割を果たしています。
セッション
「セッション」はデイミアン・チャゼルが「ラ・ラ・ランド」より前に監督した作品です。あと10日くらいでプライム外れるのでまだ観ていない人はぜひ。
世界的なジャズ・ドラマーを目指して名門音楽学校に入学したニーマンが厳しいレッスンで有名なフレッチャーの指導を受けることになりますが。。。ラストの9分くらいはもう圧巻です。演技もプレイも録音もカットも最高。
グリーンブック
「グリーンブック」は劇場で観たのですが、プライムに来ていたので二度目の鑑賞。
人種差別が色濃く残るアメリカで、黒人ピアニストのドン・シャーリーと、運転手として雇われたイタリア系白人トニー・リップが南部への演奏旅行を続ける中で次第に友情を育んでいく。
人種問題が主題だけれどユーモアや音楽がいかにもアメリカという感じで重くなりすぎず、エンターテインメントとして楽しめる作品に仕上がっていて、アメリカの底力のようなものを感じさせてくれる映画です。
まとめ
音楽関連の映像作品5作品を紹介しました。梅雨が明けて、一気に暑くなりましたね。おうちで涼みながら映画を観てゆっくり過ごすのもいいですね。
プライムには他にもパコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト(字幕版)やアリアナ・グランデ ライブ・イン・ロンドン(字幕版)、デヴィッド・ボウイ 最初の5年間(字幕版)など、魅力的なコンテンツがあるので、興味がある方はぜひ!
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