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オアシスのおすすめ「この1曲」

この1曲

オアシスで一番好きな曲

ミュージシャンごとに一番好きな曲を選定し紹介していく「この1曲」。

今日はオアシスを紹介します。

オアシスはイギリス・マンチェスター出身のバンドで、

活動の核となったのはノエルとリアムのギャラガー兄弟。

デビュー当時からいろんなバリエーションの兄弟喧嘩で世間を騒がせてきましたが、

解散した今もリスペクトされているのは彼らの音楽性に依るところです。

Some Might Say」、「Live Forever」、「Morning Glory」、「Wonderwall」、「Lyla」など、

珠玉の名曲が数多く残されていて1曲だけ選ぶのはかなり難しいですが、

セカンドアルバム「〈What’s the Story〉Morning Glory?」収録の「Don’t Look Back In Anger」にします。

そう。リアムのヴォーカルじゃないんです。でもこの曲外せません。

曲のヴォーカルを巡って兄弟喧嘩も当然な名曲

〈What’s the Story〉Morning Glory?」は1995年にリリースされ、

全世界で2500万枚以上を売り上げるモンスターアルバムです。

ドラムが交代した以外はオリジナルメンバーで、基本的にはファーストアルバムを引き継いだ音楽性です。

ただ、この頃のノエルのソングライティングは神がかっていてどの曲も粒揃いで、

なんでも書ける感じです。

そして、リアムのヴォーカルもオリジナリティがあり、素晴らしく粘っこい。

この兄弟、今思い起こしてみても90年代最強のコンビです。

そして、今日紹介する「Don’t Look Back In Anger」ですが、

この曲のヴォーカルをめぐってケンカしたという逸話が残されています。

リアム歌いたかったんだ。そしてノエル渡さなかったんだと状況を想像するとちょっと微笑ましい。

曲の並びで考えると、ミディアムテンポの「Wonderwall」の次が「Don’t Look Back In Anger」ですから、

ノエルがヴォーカルをとることに説得力はあります。

そしてノエルのヴォーカル、めちゃくちゃハマってます。力強く伸びもある。

曲の出だしのピアノがジョン・レノン「イマジン」と同じというのは有名で、

歌詞にも「ベッドから革命を始める」と、「ベッドイン」を匂わす表現もあるので、

ジョンからの影響、敬意のようなものを感じます。

メロディも美しく、やっぱり盛り上がりますよね。感動的な曲です。

この曲、日本でもさまざまなCM、映画、TV番組などで使用されています。

オアシス解散

このアルバムのあとオアシスは兄弟喧嘩を続けながらプチ脱退&復帰を繰り返しますが、

2009年フジロックでの日本公演の後、兄ノエルが脱退。

弟リアムはオアシス継続を模索するも、結局解散し、

リアムと残ったメンバーはビーディ・アイを結成することになりますが、

結局これも長続きせず、リアムはソロ活動。

ノエルはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズでコンスタントにアルバムを発表し続けています。

オアシスが解散して10年が経ちましたが、再結成は望み薄でしょうか。

再結成でなくてもいいので、また二人そろってステージに立つ日を楽しみに待ち続けます。

その時には「Don’t Look Back In Anger」(怒りを持って振り返るな)がより感動的に、

新たな意味を持って聴こえるのでしょう。

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