ソロ・ミュージシャンとしても凄みをみせる
お気に入りのミュージシャンやバンドの楽曲の中で、一番好きな曲を選んでおすすめしていく「この1曲」。
今日はスティングを取り上げます。以前ポリスは取り上げてますが、今回はソロを。
スティングは1951年、イングランド・ノーサンバーランド州ウォールセンド生まれのミュージシャン。
ニューカッスルの高校を卒業し、教員資格をとるためにノーザンブリア大学に進学。
スティングは夕方、週末、大学や教師の休み時間にジャズを演奏し、フェニックス・ジャズメン、ニューカッスル・ビッグ・バンド、ラスト・イグジットなどのバンドに所属していました。
フェニックス・ジャズメンでは黒と黄色のストライプのセーターを着る習慣があり、その見た目が蜂っぽく、Sting(針などで刺すという意味)というニックネームに。
1977年1月、スティングはニューカッスルからロンドンに移り、ポリスを結成。
1978年から1983年にかけて、5枚のアルバムでUKチャートのトップに立ち、6つのグラミー賞を受賞し、2つのブリット・アワードを受賞しました。
1984年にポリスの活動が停止。ソロ活動を開始します。
1985年、初のソロアルバムとなる「The Dream of the Blue Turtles」をリリース。
ケニー・カークランド、ダリル・ジョーンズ、オマー・ハキム、ブランフォード・マルサリスなどのジャズ・ミュージシャンをフィーチャーしたこのアルバムはトリプル・プラチナを達成する大ヒットとなりました。
1987年にはセカンド・アルバム「…Nothing Like the Sun」をリリース。
「We’ll Be Together」、「Fragile」、「Englishman in New York」、「Be Still My Beating Heart」などのシングル曲を収録し、ダブルプラチナを獲得しました。
90年代に入っても「The Soul Cages」(1991)、「Ten Summoner’s Tales」(1993)、「Mercury Falling」(1996)、「Brand New Day」(1999)とアルバムをコンスタントにリリースし、全てがアメリカ、イギリスで10位以内とヒットを続けました。
2000年代以降もクラシックにアプローチしたアルバムを製作したり、最近ではシャギーと組んでレゲエ・アルバムを製作するなど独自路線を推し進めています。
これまでにグラミー賞をポリス時代と合わせ17部門受賞し、3億5000万枚以上のアルバムとシングルを売り上げています。
スティングで一番好きな曲
スティングで一番好きな曲は「Englishman in New York」、「Fragile」などと迷いましたが、1993年発表のアルバム「Ten Summoner’s Tales」収録の「Shape of My Heart」を選曲します。
映画「レオン」の主題歌にもなった曲ですが、当時レオンを劇場で観まして、ジャン・レノのかっこよさ、ナタリー・ポートマンの可愛らしさにノックアウトされてしまいました。
エンディングにこの曲がかかり、鳥肌がゾワゾワっと出て、しばらく立てませんでしたね。
ギターのアルペジオ、ハーモニカが印象的で、今でもこのフレーズを聴くと、映画と直結します。
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