プリンスで一番好きな曲
ミュージシャンの「これぞ」という1曲を紹介していく、今日の「この1曲」。
今日はプリンスです。亡くなってから3年以上の月日が経ちましたが、
ひょっこり出てきそうな気がして、亡くなったことがまだ信じられないです。
私の「この1曲」はアーティストネームをPrinceに戻して吹き込んだ、
「The Rainbow Children」収録の「Last December」です。
プリンスとの出会い
私がプリンスの音楽に出会ったのは、「Sign “☮︎” The Times」の頃。
まだ中学生になったばっかりの頃で、ラジオでタイトル曲を聴いて、ポコポコ面白い曲という印象でした。
当然名前は知ってましたが、プリンスを認識したのはそれくらいでした。
ちょっと上の世代がハマっていた印象です。
その後さかのぼってプリンスを聴き込むことになるのは高校生の頃。
でもやっぱり、このあたりのアルバム、
「Around the World in a Day」、「Parade」「Sign “☮︎” The Times」が好きでした。
プリンスの名を捨て、「The Artist」へ
この80年代の絶好調期を抜けて90年代に入ると、ワーナーとのトラブルが発生して、
プリンスは名前を捨てて「シンボル」だけの表記になるのですが、
当時は「 The Artist」とか、元プリンスとか、呼ばれてました。
私も「元プリ」とか言ってました。
名前がなくなってもプリンスはプリンスな訳で、
この時代に発表されたアルバムには「The Gold Experience」など、傑作もありました。
日本ではK-1のテーマ曲に「Endorphinmachine」が使われてますね。
「プリンス」の復活
ワーナーを離れ、プリンスはその名前を再び戻します。
そしてレコーディングされたのが、「Rainbow Children」。
一般的には決して有名ではないこのアルバムが素晴らしいんです。
ゴスペルをフィーチャーしてスピリチュアルな内容なのですが、
生まれたばかりのお子さんを亡くされたばかりのレコーディングということが、無関係とは思えません。
そして、このアルバムを象徴する楽曲が「Last December」。
曲、ヴォーカル、ギター、ソロ、コーラス。全てが素晴らしい。ほんと天才。
全てが最高で盛り上がるこの曲が私の「この1曲」です。
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