80年代を代表するロック・デュオ
ミュージシャンやバンドの楽曲の中で、好きな曲を1曲だけ選んで紹介する「この1曲」。
今日はダリル・ホール&ジョン・オーツです。
ホール&オーツは1970年にアメリカ・フィラデルフィアで結成されたロック・デュオ。
メンバーと担当楽器は以下の通り。
- ダリル・ホール(ヴォーカル、ギター、キーボード)
- ジョン・オーツ(ギター、ヴォーカル)
同じ大学に通っていた二人が出会ったのは1967年。
同じような音楽に興味をもつ二人は、デュオを結成。
1972年にアトランティック・レコードと契約し、ファースト・アルバム「Whole Oats」をリリースしデビューします。
アトランティック時代には3枚のアルバムをリリースしますが、
当時は大きなヒットを生むことはありませんでした。
アトランティックを去り、RCAに移籍したホール&オーツは、1975年にアルバム「Daryl Hall & John Oates」をリリース。
このアルバムがビルボードで17位を記録。シングルカットされた「Sara Smile」も全米4位を記録。
すると、アトランティックが在籍時に発表していたシングル「She’s Gone」を再リリースし、これもシングル・チャートで7位を獲得します。
1976年にはアルバム「Bigger Than Both of Us」をリリース。
このアルバムからは「Rich Girl」が初の全米1位を獲得しています。
そこから数枚のアルバムを発表し、シングルカットされた「It’s a Laugh」、「Wait for Me」などヒットを連発しました。
シングルでのヒット曲はあるものの、アルバムは大きな成功を収めることができていなかったホール&オーツですが、
1981年に発表した「Private Eyes」がビルボードで5位となる初めてのTOP10ヒットとなります。
以降「H2O」、「Big Bam Boom」の2作もTOP10に入る作品となり、ホール&オーツは絶頂期を迎えます。
この成功でホール&オーツはソウルとロックを融合した音楽性で80年代を代表するロック・デュオとなりました。
ホール&オーツで一番好きな曲
私がホール&オーツに出会ったのは1990年発表の「Change of Season」でした。
当時は高校生。80年代の活躍はなんとなく知っていましたけど、
90年代に入ってからのこのアルバムが好きで、ここからさかのぼっていった感じ。
で、有名な聴いたことがある曲にいっぱいぶち当たって、「あー。この曲、ホール&オーツだったんだ。」を何度も経験しました。
それで、一番好きな曲ですけど、候補は「Rich Girl」、「She’s Gone」、「So Close」、「Wait For Me」、「Maneater」、「Kiss on My List」などが挙がります。
しかし、一番となると1981年発表の「Private Eyes」のタイトルナンバー「Private Eyes」を選曲します。
ダリル・ホールのソウルフルなヴォーカルとジョン・オーツの爽やかなコーラス、印象的なギターリフ。そしてあのハンドクラップ。
ホール&オーツの良いところがいっぱい詰まった曲です。
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