アメリカでも成功をおさめた1980年代を代表するバンド
ミュージシャン、バンドの曲の中で気に入った曲を一つだけ選んで紹介する「この1曲」。
今日はポリス。
ポリスは1977年に結成されたイギリス・ロンドン出身のロック・バンド。
活動期間は1977年から1986年までで、私よりも少し上の世代が熱心なフォロワーでした。
4人組のバンドでしたが、すぐに1人が脱退し、トリオ編成となります。
メンバーは以下の通り。
- スティング(ベース、リード・ヴォーカル、キーボード、ピアノ、シンセサイザー、ギター)
- スチュワート・コープランド(ドラムス、バッキング・ヴォーカル、ギター、キーボード)
- アンディ・サマーズ(ギター、バッキング・ヴォーカル、ベース、キーボード)
結成時、コープランドはプログレッシヴ・ロック・バンドのカーヴド・エアのドラマーとして2枚のアルバムを発表し、
スティングもジャズ・バンドのラスト・イグジットのメンバーとしてレコーディングを経験していました。
翌年1978年にはシングル「Roxanne」でメジャーデビューし、ファーストアルバム「Outlandos d’Amour」を発表。
彼らの音楽性はレゲエやジャズをバックボーンにつくられたものでしたが、
ロンドン・パンクの時流に乗ったイメージ戦略で売り出されて、
結果、イギリスで6位の大ヒット。
今思うと、ニュー・ウェイヴという分類にあたる最初のバンドですね。
そして特筆すべきなのは、ポリスはアメリカでも成功をおさめたこと。
チャートでもトップ10に入り、グラミー賞も受賞。80年代を代表するバンドとなりました。
しかし5作目のアルバム「Synchronicity」がビルボードで17週連続1位を獲得するなど、
人気絶頂だった1984年1月に一旦活動停止。
その後、1986年にアルバム制作のため結集しましたが、思うように進まず、
シングル1枚を発表し再び活動休止。
以降はそれぞれがソロ活動を始めます。
ポリスで一番好きな曲
私はポリスよりも先にスティングを知った世代ですが、ポリスで一番好きな曲は幼いながらも記憶に残っているリアルタイムで経験した曲。
1984年発表の「Synchronicity」収録の「Every Breath You Take」を選曲します。
ラジオやテレビの挿入歌やCMで聴いていたと思うんですが、体に刷り込まれている名曲。
シンプルな演奏で、それぞれ楽器の音がよく聴こえます。無駄がない。
途中で入るいかにもポリスらしいレゲエタッチのピアノが大好き。
コメント