3コードのシンプル・ロックン・ロール
ミュージシャンごとの最強の一曲を選曲し、紹介していく「この1曲」。
今日はニューヨーク・パンクの代表格、ラモーンズを取り上げます。
ラモーンズは1974年、アメリカ・ニューヨークで結成されたパンク・ロック・バンド。
デビュー当初のメンバーは、
- ジョーイ・ラモーン(ヴォーカル)
- ジョニー・ラモーン(ギター)
- ディー・ディー・ラモーン(ベース)
- トミー・ラモーン(ドラム)
日本でもOKAMOTO’Sが全員オカモト姓を名乗るバンドをやってますが、元祖はラモーンズ。
メンバーが入れ替わったりしていますが、新メンバーも含めて全員ラモーン姓を名乗りました。
オリジナル・メンバーは全員鬼籍に入っており、時の流れを感じざるを得ません。
ラモーンズの凄いところはほとんどの曲が3〜4コードで曲の長さは2分ほどという、
わかりやすく、キャッチーでかつバリエーションのある曲を作り続けたことだと思います。
私はラモーンズを高校時代に知り、
そのインパクトのある曲作り、全員同姓で、衣装もジーンズにライダース・ジャケット、そして特徴的な髪型、バンドロゴなどなど、
イメージ戦略が定まっていて、アイコン的な要素が多くあるこのバンドを敬愛し、
浪人時代にはラモーンズを真似た髪型をしてました。
私のなかで痛恨だったのは、ラモーンズの解散ライブに行かなかったこと。
確か大学1年生でした。
ラモーンズには影響を受けていましたし、何を置いても行ってありがとうと言うべきでした。
ラモーンズで一番好きな曲
そんなラモーンズで一番好きな曲は、頭をめぐる様々なナンバーを吟味しますが、
やっぱり最初に頭に浮かぶ、「Blitzkrieg Bop」を選曲します。
「Blitzkrieg Bop」はラモーンズのデビュー・シングルであり、
ファーストアルバム「Ramones(邦題:ラモーンズの激情)」に収録された代表曲。
オリジナルアルバムバージョンも勿論いいんですけど、ライブアルバムでのこの曲はやっぱり最高です。
特に、1979年発売の「It’s Alive」のバージョンや、
オリジナルより速すぎる1991年発売「Loco Live」のバージョンが好きでした。
ラモーンズの、いやパンク・ロックの旗印ですね。この曲は。
シンプルで、キャッチーで、客が盛り上がれる仕掛けがあって。最高です。
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