スライドギターがうますぎ
ミュージシャンごとに一番好きな曲を選んで紹介する「この1曲」。
本日はベン・ハーパーを取り上げます。
ベン・ハーパーは1969年アメリカ・カリフォルニア出身のミュージシャン。
幼い頃からギターテクニックを磨き、同じくギタリストのトム・フロインドとともにLP「Pleasure and Pain」を録音し、限定発売。
これがヴァージン・レコードの目に留まり、
1994年にアルバム「Welcome to the Cruel World」をリリースしてデビュー。
翌年の1995年にはセカンド・アルバム「Fight For Your Mind」を発表。
私がベン・ハーパーに出会ったのもこのアルバム。
大学時代、友人にすすめられて聴いてみたのですが、「Ground on Down」でこの人やばい!ってなりましたね。
この曲はシングルになっていて、ビデオもあるんですが、スライドギターがカッコよすぎます。
すすめてくれた友人もスライドギターを弾くプレイヤーでしたから、なるほどだったんですが、
演奏力の高さ、ブルースの影響を受けたソングライティング、独特なソフトなヴォーカル。
このアルバムは聴けば聴くほど味が出てくる感じで、今でもたまに引っ張り出してくるお気に入りです。
そして、私のベン・ハーパー熱が最高潮に達するのが、
1999年に発表された「Burn to Shine」。もうどの曲も最高。
ベン・ハーパーの魅力がこれでもかというほど詰まったアルバムでした。
その後もベン・ハーパーはコンスタントにアルバムを発表しつづけますが、
本場アメリカの評価よりもヨーロッパの人気が高く、
アメリカで評価されるのは、2006年にリリースした「Both Sides of the Gun」。
このアルバムが全米チャートでトップ10に入る大ヒット。アメリカ気づくの遅すぎです。
ベン・ハーパーで一番好きな曲
ベン・ハーパーで一番好きな曲は、大学時代に出会った曲がやっぱり思い入れがありますね。
「Burn to Shine」収録の「The Woman in You」を選曲します。
フィンガーピッキングの特徴的なギター、ヴォーカルの強弱、ファルセットと地声の使い分け、
ベン・ハーパーの好きなところ全てが詰まっているような曲です。
最近あまり聴いていなかったんですが、やっぱり良いです。再認識しました。
だいたい3年おきくらいに聴きたくなる感じ。
来日公演はコロナで延期になってしまいましたが、リスケされたら行ってみようかと考えています。
その時に「The Woman in You」やってくれるといいんだけどなあ。
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