ブリットポップ以降も好き
ミュージシャンごとの最高の1曲を選曲しておすすめしていく「この1曲」。
今日はブラーを取り上げます。
ブラーは1989年にイギリス・ロンドンで結成されたロックバンド。
メンバーと担当楽器は以下のとおり。
- デーモン・アルバーン(ヴォーカル、キーボード、ギター)
- グレアム・コクソン(ギター、ヴォーカル、コーラス、サックス、ドラムス)
- アレックス・ジェームス(ベース、ウッドベース)
- デイヴ・ロウントゥリー(ドラムス、パーカッション、サブヴォーカル)
1990年代のブリットポップ・ムーヴメントはブラー無くしては語れないですが、
私はブームが終焉したあとに、よりブラーのことが好きになりました。
ブリットポップに別れを告げた5枚目の「ブラー」、6枚目の「13」はほんとによく聴いてましたね。
なかでも「13」は、それまでギャラガー兄弟とやりあってたブラーがなんか大人になったというか、
音楽的に一皮剥けた感があって、いいアルバム作ったなーと、
キャリアをずっと観てきた世代の私は感慨に浸ったものです。
フジロックフェスティバル1999
ブラーのライブは1999年のフジロックフェスティバルで体験しました。
あの時は究極の選択を迫られたのをよく覚えています。
グリーンステージのトリがブラーでホワイトステージのトリがジョンスペ。
ジョンスペを観るためにはグリーンステージのケミカルブラザーズを途中で切り上げて、
ホワイトステージまで移動しなくちゃいけなかった。
それで私はグリーンステージに残り、ブラーを観ることにしましたが、
できれば両方観たかったですね。
この日のブラーは最高でした。「13」リリース後でしたが、
「Park Life」、「Song2」、「Girls and Boys」とセットリストは名曲揃い。
そりゃあもう大盛り上がりでした。
ブラーで一番好きな曲
ブラーで一番好きな曲は「13」収録の「Tender」を選曲します。
「13」を象徴するような曲ですが、これがよくできた曲で、
デーモンだけが歌うんじゃなくて、グレアムのパートも入っていて掛け合いがいい。
ゴスペルにアプローチしたコーラスも荘厳な感じでこの曲を引き上げています。
そして何よりオーディエンスが歌えて楽しい。
フジロックでも大合唱でしたし、一緒に歌いたい曲ですね。
今もセットリストには必ず入る曲ですし、この曲はブラーのアンセムになりましたね。
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