90年代初頭のスーパー・バンド
ミュージシャンやバンドの曲で一番好きなものをおすすめしていく「この1曲」。
今日も懐かしいのを。ダム・ヤンキースを紹介します。
ダム・ヤンキースは1989年にアメリカ・ロサンゼルスで結成されたロック・バンド。
メンバーと担当楽器は以下の通り。
- ジャック・ブレイズ(ヴォーカル、ベース)
- トミー・ショウ(ヴォーカル、ギター)
- テッド・ニュージェント(ヴォーカル、ギター)
- マイケル・カーテロン(ドラムス)
ジャック・ブレイズ(元ナイト・レンジャー)、トミー・ショウ(元スティクス)、テッド・ニュージェントといったすでに成功を収めた面々がメンバーのいわゆるスーパーバンドです。
1990年にファースト・アルバム「Damn Yankees」をリリース。
これが200万枚を超える売り上げを記録する大ヒット。
その後18か月にもわたるワールド・ツアーもおこないました。
1992年にはセカンド・アルバム「Don’t Tread」を発表。
このアルバムも「Where You Goin’ Now」などの名曲を含み、成功をおさめます。
しかしバンドは1993年にテッド・ニュージェントがソロ活動に戻ることになり自然消滅。
1990年代前半に活動したバンドですが、80年代ハードロックの残り香のような存在でした。
このあとはハードロック・バンドはどのバンドもセールスを落としたり解散したりとメインストリームではなくなりましたね。
世はグランジ、オルタナの時代に突入していきます。
ダム・ヤンキースで一番好きな曲
ダム・ヤンキースで一番好きな曲は、「Coming Again」や「Where You Goin’ Now」も捨てがたいですけど、
ファースト・アルバム「Damn Yankees」収録の「High Enough」を選曲します。
やっぱりこの曲の完成度は素晴らしい。
日本でもリーバイスのコマーシャルソングになっていて、
「あー、この曲ね」という方も多いんじゃないでしょうか。
この曲といえば、忘れてはいけないのがビデオですね。笑。
YouTubeでまだ見ることができますが、この頃のビデオってなんでこんな小芝居が入るんでしょうかね?
元を辿ればマイケルのスリラーなんでしょうけど、マイケルは罪深い。笑。
こういうのも含めてこれが当時の空気感でしたね。
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