オーストラリアのガレージロック・リヴァイヴァル・バンド
ミュージシャンやバンドごとの一番好きな曲を選択、紹介していく「この1曲」。
今日はジェットの「この1曲」。
ジェットは2001年、オーストラリア・ビクトリア州・メルボルンで結成されたロックバンド。
デビュー当時のメンバーと担当楽器は以下の通り。
- ニック・セスター(ギター、ヴォーカル)
- クリス・セスター(ドラムス、ヴォーカル)
- キャメロン・マンシー(ギター、ヴォーカル)
- マーク・ウィルソン(ベース)
ニック・セスターとクリス・セスターの兄弟は、父親のクラシック・ロック・レコードを聴きながら育ち、2001年にバンドを結成。
ジェット(JET)というバンド名はフェスの広告に出てくる時に、大きく太く印刷されるような短い名前にしたかったためだそう。
2002年、マーク・ウィルソンが加入し現在のラインナップが完成。初のEP「Dirty Sweet EP」をリリースします。
ジェットはロサンゼルスのサンセット・サウンド・スタジオに入り、デビュー・アルバム「Get Born」を制作。
うち2曲はキーボードにビリー・プレストンを起用しました。
アルバムからの先行シングル「Are You Gonna Be My Girl」はアメリカ・ビルボードHOT100で29位、イギリスのシングルチャートでは16位を獲得します。
この成功もあって、アルバム「Get Born」はアメリカで26位、イギリスで14位、そして本国のオーストラリアでは1位を記録。全世界で400万枚をセールスする大ヒットとなりました。
2006年セカンド・アルバム「Shine On」をリリース。アメリカで16位、イギリスで13位、オーストラリアで3位を獲得するものの、セールス面では「Get Born」ほどの成功を収めるには至りませんでした。
2009年にサード・アルバム「Shaka Rock」をリリースしますが、2012年に公式Webサイトで解散を発表します。
その後はメンバーそれぞれの活動をおこないますが、2016年に再結成。
2017年にはフジロックフェスティバルに出演、2018年には日本でツアーをおこなうなど、現在も活動中です。
ジェットで一番好きな曲
ジェットも昨日のハイヴス同様、ガレージロック・リヴァイヴァル・バンドのひとつとして出てきたバンド。
当時からアップルのCM曲に使われるなど、日本でも知名度は高かったように思います。
そんなジェットの「この1曲」はやはりこの曲しかありません。
ファースト・アルバム「Get Born」収録の「Are You Gonna Be My Girl」です。
イギー・ポップの「Lust For Life」に似ているという指摘は置いておいて、この曲のキャッチーなリフ、メロディ、そして何より疾走感が魅力でした。
ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトもそうですけど、ニックのヴォーカルってちょっとメタルっぽいんですよね。
こういうヴォーカルも私が根っから好きなツボだったりします。
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