ジャック・ホワイトは現代で最高のギタリストの一人
ミュージシャン、バンドの曲の中で一番好きな曲を選んで紹介する「この1曲」。
今日はザ・ホワイト・ストライプスです。
ザ・ホワイト・ストライプスはアメリカ・デトロイト出身のロック・バンド。
バンドといってもメンバーは二人だけ。
- ジャック・ホワイト(ヴォーカル、ギター、オルガン、キーボード、ピアノ、マリンバ、マンドリン)
- メグ・ホワイト(ドラムス、ボーカル、パーカッション)
1997年に二人は姉弟という関係で結成されましたが、実際は夫婦だったことは有名。
インディーレーベルのシンパシー・フォー・ザ・レコード・インダストリーからデビューしたのが1999年。
ブレイクを果たし、私が知ることになったアルバムが2001年発表のサード・アルバム「ホワイト・ブラッド・セルズ」でした。
よくストロークスと比較されるホワイト・ストライプスですが、私は両方大好き。
都会的で、ジュリアンのヴォーカルもどことなくルー・リードを思わす、いかにもニューヨークのバンドという感じのストロークスに対し、
ストライプスはよりガレージロックに近接していて、よりブルース色が色濃い感じ。
さすがデトロイト出身という感じです。
そして特筆すべきなのはジャック・ホワイトのギターです。
めちゃくちゃ上手いし、ジミー・ペイジやジェフ・ベックがフェイヴァリット・プレイヤーに挙げるのも納得。
ライブ映像を観るとギターだけでオーディエンスを引きつける力があるし、私は特にジャックのスライドが大好きなんです。
2011年に解散してしまいましたが、心残りは二人のライブに行けなかったこと。
ライブのセットが決まっていなくて、ジャック主導でやりたい曲をその場で決めて演奏していくスタイルを一度は体験してみたかったです。
ザ・ホワイト・ストライプスで一番好きな曲
ホワイト・ストライプスで一番好きな曲は2003年発表の4作目「Elephant」収録の「Seven Nation Army」を選びます。
サッカーのスタジアムで試合前に流れる曲として有名ですが、あれいつからですかね?
キャッチーなメロディは耳に残りますし、観客みんなで歌って一緒に盛り上がるには最適の曲。
この曲ライブで聴きたかった。
ビデオも秀逸ですね。テーマカラーである赤・白・黒をうまく使ってます。
やっていることは単純で大筋には一緒のことを繰り返し。
でもその中にいろんな変化があるんですよね。
ビデオがバンドのコンセプトをそのまま表しているような感じですね。
ホワイト・ストライプスのアートワークやビデオも統一感ある作りで大好きなのです。
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