18歳でデビューしたポール・ウェラー
ミュージシャン、バンドの最強の1曲を選曲し紹介していく「この1曲」。
今日は、昨日のクラッシュに引き続き、ロンドン・パンク。ザ・ジャムを取り上げます。
ザ・ジャムは1977年にデビューしたロック・バンドです。
メンバーは1983年の解散まで変わらず、ポール・ウェラー(ギター、ヴォーカル)、ブルース・フォクストン (ベース、ヴォーカル)、リック・バックラー(ドラムス)の3人組。
今をときめくビリー・アイリッシュは18歳でグラミー主要4部門で受賞しましたが、
ポール・ウェラーがデビューしてブームを巻き起こしたのも18歳。
それから現在に至るまで第一線で活躍し続けています。
ジャムは1977年のパンク・ロック・ムーブメントに乗っかるかたちでデビューしますが、
その音楽性はスモール・フェイセズ やザ・フーなど、モッズ・サウンドの影響が色濃く、
パンク・ロックのカテゴリーに収まらないものでした。
「時流に乗ってパンクで出ていったけど、俺たちパンクじゃないし」ってな感じだったんじゃないでしょうか。
セカンド・アルバムでは立ち位置の微妙さもあって失敗してしまいますが、
その後はR&Bやモータウンなども取り入れ、ジャムらしい音楽を追求していくことになります。
ジャムで一番好きな曲
ジャムのアルバムは「Sound Affects」が好きなのですが、
曲となると名曲の宝庫。「Going Underground」、「The Eton Rifles」、「That’s Entertainment」、「Start!」などなど、
気に入った曲はたくさんあるのですが、
1曲だけ選ぶとなると、ファースト・アルバムのタイトル曲「In the City」になります。
ポール・ウェラーのラウドなギターから始まり、ブルース・フォクストンのベースが乗っかり、
リック・バックラーのドラムが入ってきて、ジャンプ!
この出だしだけでもうね、カッコいいですよ。
中高生のころに観たらハマるの間違いなしですよね。
ジャムは演奏している姿がほんとにカッコよかったですね。
細身の三つボタンスーツで揃えたルックスも含めてね。
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