パンクの代表格から独自の音楽性を手にしたクラッシュ
ミュージシャン、バンドの曲の中で一番好きな曲を選曲して紹介していく「この1曲」。
今日はザ・クラッシュです。
クラッシュは1976年にイギリス・ロンドンで結成されたパンク・ロック・バンド。
セックス・ピストルズとともにロンドン・パンクの代表格として有名です。
デビュー時のメンバーは以下の通り。
- ジョー・ストラマー(ギター、ボーカル)
- ミック・ジョーンズ(ギター、ボーカル)
- ポール・シムノン(ベース)
- テリー・チャイムズ(ドラムス)
多くのパンク・ロック・バンドが、ファッションや反体制的な過激な発言、
音楽的には反技術主義のシンプルなロックン・ロールを特徴にしていましたが、
クラッシュはそこには留まらず、その音楽性はレゲエやスカといった裏打ち系、ダヴやラップ、ゴスペルを取り入れるなど、どんどん進化していきました。
そして1980年発表「Sandinista!」という一つの境地に至り、クラッシュ独自の音楽性を手に入れることに成功しました。
クラッシュとの出会いは結構あるあるネタ?
私がクラッシュに出会ったのは中学生の頃。
パンク・ロック・ムーブメントはリアルタイムではなく、
パンクをファッションだけでなく、音楽として聴いてみようと思った私は、
代表格の2バンド、ピストルズとクラッシュってのがあるんだと知りました。
ただ、ピストルズは中学生が買ったりレンタルするにはハードすぎて。笑。
なんせ名前が「セックス・ピストルズ」ですからね。
そんなわけでクラッシュを真っ先に手にしたわけです。
こうやってクラッシュを先に聴く人って結構いた気がします。
クラッシュで一番好きな曲
クラッシュで一番好きな曲ですが、これも選曲がなかなか難しいですね。
クラッシュの好きなところを考えると、
私の中では、激情型のジョー・ストラマーとメロディアスなミック・ジョーンズの対比、共存なんですね。
そういう意味では、ミックのヴォーカルやコーラスが印象的な曲が好きなんです。
で、頭に浮かんでくるのは、「Up in Heaven」、「Hateful」、「Spanish Bombs」とかですけど、一番好きってなると、
1978年発売のセカンドアルバム「Give ‘Em Enough Rope 邦題:動乱(獣を野に放て)」収録の、
「Safe European Home」を選曲します。この曲には2人の魅力がたっぷり詰まってます。
やっぱりこの2人の取り合わせって、ズルいくらいカッコいいです。
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