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サム・クックのおすすめ「この1曲」

この1曲

シンガーとしてもソングライターとしても超一流

今日はサム・クックで一番好きな曲「この1曲」を取り上げます。

サム・クックは1931年、アメリカ・ミシシッピ州クラークスデール生まれのソウルシンガー、ソングライター。

幼い頃から聖歌隊で歌い、1950年にゴスペル・グループ、ソウル・スターラーズに加入。リード・シンガーを務めました。1951年に「Jesus Gave Me Water」、「Peace in the Valley」、「How Far Am I from Canaan?」、「Jesus Paid the Debt」、「One More River」などのゴスペル・ソングをレコーディング。その中にはクックが作曲したものもありました。

1957年、クックはソロのR&BシンガーとしてABCのガイ・ミッチェル・ショーに出演。同年、キーン・レコードと契約します。最初のヒット曲である 「You Send Me」は「Summertime」のB面としてリリースされ、ビルボードのR&Bチャートで6週間1位を獲得しました。

1961年、クックはJ. W. アレキサンダーと彼のマネージャー、ロイ・クレインと共に自身のレコード・レーベルSARレコードを立ち上げます。さらにキーン・レコードを離れてRCAビクターと契約。 最初のRCAビクター・シングルの1つである「Chain Gang」はビルボードのポップ・チャートで2位を記録しました。 その後、「Sad Mood」、「Cupid」、「Bring It On Home to Me」「Another Saturday Night」「Twistin’ the Night Away」などのヒットを飛ばします。

同時期の多くのR&Bアーティストと同様、クックはシングルを中心に活動していました。彼は多作なソングライターで、録音した曲のほとんどを書き、プロデュースもおこなっていました。1964年には5枚のシングルを収録したスタジオ・アルバム「Ain’t That Good News」をリリース。全米34位を記録します。

サム・クックは1964年12月11日、カリフォルニア州ロサンゼルスのハシエンダ・モーテルで33歳の若さで亡くなりました。モーテルでトラブルとなり、支配人の女性に銃で撃たれたもので、裁判では正当防衛が認められています。

クックは1957年から1964年までの間に30曲の全米トップ40ヒットを記録し、さらに死後に3曲のヒットを記録しています。

サム・クックで一番好きな曲

サム・クックは「Wonderful World」を幼少期に聴いて知っていました。もう、ずっとどこかで流れている曲ですよね。この曲は、オーティス・レディング、ロッド・スチュワートなど多くのミュージシャンにカバーされ、日本でもウルフルズのカバーが秀逸です。

他にも「Twistin’ the Night Away」や「A Change Is Gonna Come」など他のミュージシャンにカバーされるような名曲を数多く作曲していて、シンガーとしてだけでなく、ソングライターとしても素晴らしい才能を持ったミュージシャンでした。

そしてサム・クックというと、ライブ・アルバムがすごい。「Sam Cooke at the Copa」、「Live at the Harlem Square Club, 1963」どちらも長く語り継がれる名盤ですね。

さて、サム・クックで一番好きな曲「この1曲」ですが、最終的には「Wonderful World」と「Bring It On Home to Me」で迷って、後者「Bring It On Home to Me」を選曲します。「Live at the Harlem Square Club, 1963」での演奏が最高すぎます。この曲もアニマルズ、ロッド・スチュワート、ヴァン・モリソン、アレサ・フランクリン、ウィルソン・ピケットなどなど多くのミュージシャンにカバーされていますが、私はオリジナルが一番好きですね。

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