ブルースを基調としたハードロック
ミュージシャン、バンドの曲で最高の1曲を選択しておすすめしていく「この1曲」。
今日はグレイト・ホワイトを紹介します。
グレイト・ホワイトは1982年にアメリカ・ロサンゼルスで結成されたハードロック・バンド
元々はジャック・ラッセル(ヴォーカル)とマーク・ケンドール(ギター)が組んでいたダンテ・フォックスというバンドが母体となっています。
全盛期のメンバーと担当楽器は以下の通り。
- ジャック・ラッセル(ヴォーカル)
- マーク・ケンドール(リード・ギター)
- マイケル・ローディ(リズム・ギター、キーボード、ハーモニカ)
- ローン・ブラック(ベース)
- オーディ・デスブロウ(ドラムス)
1984年に「Great White」でメジャーデビューするものの、売れず、契約を打ち切られるという多難なスタート。
1986年のセカンドアルバム「Shot In The Dark」で評価を上げ、
1987年のサードアルバム「Once Bitten」からセールス的にも大成功を収めます。
グレイト・ホワイトというと当時ではめずらしくブルースを基調としたハードロックを聴かせるバンドで、
アーシーなサウンドとジャック・ラッセルのヴォーカルが特徴的でした。
私は高校生の頃に「…Twice Shy」や「Hooked」あたりがリアルタイムで熱心に聴いていました。
グレイト・ホワイトで一番好きな曲
私が選ぶグレイト・ホワイトで一番好きな曲は、1991年発表の「Hooked」に収録の、
「Desert Moon」を選曲します。
まず、出だしのギターがかっこいい。今聴くとちょっと時代を感じさせますけどね。
ジャックのヴォーカルもザラつきつつ高音という特徴がよく出ています。
アルバム的にも「Hooked」が一番聴き込んだ感じがします。
グレイト・ホワイトのもう一つの魅力として、カバーがうまいんですよ。
「Hooked」にはスモール・フェイセズ の「Afterglow」が収められていて、これも結構好きなんですけど、
1999年にツェッペリンをカバーしたライブアルバム「Great Zeppelin: A Tribute To Led Zeppelin」も出していて、
こちらもおすすめ 。
ロバート・プラントに似ているという評価のあるジャック・ラッセルですけど、
しっかりアメリカンロックの感じが出ているのがジャック・ラッセルの特徴だと思います。
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