見た目だけでキワモノと評価することなかれ
そのミュージシャン、バンドの曲で一番好きなものを選んで紹介する「この1曲」。
今日はキッスを取り上げます。
キッスは1973年にアメリカ・ニューヨークで結成されたロックバンド。
結成当初のメンバーと担当楽器は以下の通り。
- ポール・スタンレー(ギター、ヴォーカル)
- ジーン・シモンズ(ベース、ヴォーカル)
- エース・フレーリー(ギター、ヴォーカル)
- ピーター・クリス(ドラムス、ヴォーカル)
元々はジーン・シモンズとポール・スタンレーが参加していたウィキッド・レスターというバンドが母体。
アルバムも制作しデビュー寸前までいくものの、契約には至らず、
二人はバンドを辞め、新しくドラムスのピーター・クリスが加入。
ギタリストにエース・フレーリーを迎え、キッスが結成されます。
他のバンドとの差別化という理由でメイクを施し始めたのもこの頃。
1974年にはアルバム「KISS(邦題:地獄からの使者)」でデビューしますが、
最初の頃は全然売れなかったらしいですね。私、ファースト結構好きなんですが。
キッスが注目を集めるのは1975年発表のサード・アルバム「Dressed to Kill(邦題:地獄への接吻)」。
このアルバムがデトロイトで人気となり、アルバムのツアーをやめて、
デトロイトで単独公演をうつことに。
このライブが収録されたアルバム「Alive!(邦題:地獄の狂獣 キッス・ライヴ)」が全米9位となり、
人気バンドの仲間入りをすることとなります。
メイクやギミックだけを取り上げられることも多いキッスですが、
音楽は正統派のシンプルなロックンロールが魅力。
日本では特にこの音楽性に対する評価が低いように思います。
その後はメンバー間の摩擦やメンバー・チェンジもあり、また、メイクをやめて素顔になったりと、
紆余曲折を経ながら、結局解散をすることなく活動を続けてきましたが、
2019年にファイナルツアー「END OF THE ROAD WORLD TOUR」を開始。
昨年は日本での最終公演をおこない、紅白にも出場するなど大活躍でした。
現在は新型コロナ・ウイルスの影響でツアーも休止状態ですが、
当初の予定では2021年には全ての活動を終えることになっています。
キッスで一番好きな曲
私が初めてキッスを認識したのは小学生ですが、本格的にアルバムを聴いたのは中学生になってから。
結構長い付き合いのバンドですが、
キッスで一番好きな曲も一つに絞るのが大変で、いくつか候補が挙がります。
「Detroit Rock City」、「Love Gun」、「Strutter」、「Deuce」などなど。
そして結局決めたのは、1975年発表の「Dressed To Kill(邦題:地獄への接吻)」に収録の「Rock and Roll All Nite」です。
やっぱり定番っすよ。
結局ライブは未体験のままですが、この曲は絶対盛り上がりますよね。
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